アパレル事業を展開するヒューマンフォーラムが運営する「mumokuteki(ムモクテキ)」は、古着のカシミヤニットをパッチワークで再構築した「古着のアップサイクル商品」を11月17日(水)に、同ブランド全店舗、ECサイトにてリリースした。
同ブランドでは2015年から古着のアップサイクルに取り組んでいる。
アップサイクルとは
アップサイクルとは「貴重なアンティーク古着だけど汚れが目立つ」「まだ着られるけど、ダメージが気になる」「状態は良いけど、そのままの形では需要がない」等の理由で、そのままでは着用しづらい古着へアイデアと手仕事を施し、付加価値を付けること。
そして、誰かにまた必要とされるような洋服へ変化させることだ。
カシミヤニットのアップサイクル
古着は経年劣化に伴い、虫食い・穴あきなどのダメージが発生しているケースが多々ある。なかでもカシミヤニットは、上質な素材だが虫食いダメージが起きやすいアイテムだ。
そこで、今回のアップサイクル商品は、あえて「古着のカシミヤニット」を材料に選んだ。
もとのダメージを無くし、付加価値をつける方法に選んだのは“秋冬ファッショントレンドのパッチワーク”だ。
古着のカシミヤニットを1着づつ、丁寧にダメージを確認し、組み合わせる色をセットする。
1着で2.5着分のカシミヤニットを使用
1着のパッチワークニットを完成させる為、使用したカシミヤニットは2.5着分。虫食いダメージの有無以外にも、材料となるニットの形は全て異なる。
パッチワークで再構築することにより、「ニットの縮み」や 「今気分ではない古いシルエット」の問題も解消することが出来た。
古着という1点物に手を加え、付加価値を付けたリメイクパッチワークニットとなっている。
これからも“今在る服に目を向け、大切に繕う”同ブランらしい古着のアップサイクルを続けていく。
mumokuteki
mumokutekiは、「いきるをつくる」をコンセプトに運営される、日本の良いものや体にいいものを扱うブランド。アパレル、食品、カフェ、家具を販売。
付加価値を付けたカシミヤのパッチワークニットをチェックしてみて。
mumokuteki goods&wears 公式オンラインストア:https://www.mumokuteki.jp/fs/mumokuteki/c/remake