鳥取県は、イタリアンレストラン「LIFE」のオーナーシェフ・相場正一郎氏に「とっとりジビエ」を使用したミールキットの開発を依頼。考案された3種類のレシピは、イタリアンレストラン「LIFE」が商品化し、試行的に販売する。
全国に先駆けジビエの利活用を進める鳥取県
鳥取県では平成22年以降、有害鳥獣対策を進めるために、捕獲された個体を食肉として利活用する取り組みを全国に先駆けて推進。近年の利用量の推移は、全国平均の2倍以上である20%を超えるなどの成果につながっている。
現在、「とっとりジビエ」は首都圏の有名レストランのシェフなどからも高い評価を受けている。栄養たっぷりの木の実や雪解け水といった鳥取県ならではの豊かな気候風土に育まれた野生動物と、迅速で安全性の高い解体処理技術により、苦手な人でも食べやすい臭みのない新鮮なジビエが提供可能だ。
「とっとりジビエ」を知ってもらうため
今回は、首都圏の一般消費者に「とっとりジビエ」を知ってもらうため、東京で人気のイタリアンレストラン「LIFE」のオーナーシェフ・相場正一郎氏にミールキットの開発を依頼した。
イノシシやシカのミールキットが登場
商品の1つ目は、「ポルチーニとイノシシのラグーソース ブラータチーズつき(2人用)」3,680円(税込・送料別)。香草のローズマリーとセージで肉の臭みを抑え、ポルチーニとともに赤ワインとトマトで煮込むという伝統的なレシピを、白ワインでアレンジし、すっきりと爽やかに仕上げた。
2つ目は、「オリーブの実とシカのラグーソース ブラータチーズつき(2人用)」3,680円(税込・送料別)。ローストしてレアで調理されることの多いシカ肉を、ミンチにしてトマトを使わずラグーソースにした。ローズマリーとセージ、種無しのオリーブの実とともに煮込むことで、クセがなくすっきりとしつつも、シカ肉のうまみがしっかりと感じられる味わいだ。
3つ目は、「ハーブの香るイノシシの骨つき肩ロース」3,850円(税込・送料別)。山野を駆け回り育ってきたイノシシ肉は、歯応えのある弾力と、噛むほどに広がるうまみが特徴的。ローズマリーとセージでマリネすることで骨つき肉の野生味をソフトにし、肉をやわらかく仕上げている。
イタリアンレストラン LIFEのほか、とっとり・おかやま新橋館 オンラインショップで販売される。
イタリアンレストラン「LIFE」のオーナーシェフ・相場正一郎氏プロデュースした「とっとりジビエ」を楽しんでみては。
とっとり・おかやま新橋館 オンラインショップ:https://toriokashop.official.ec/categories/4015186