京都精華大学は、「自由と平等の進化的基盤—暴力の由来をめぐって」をテーマにした講演会を、1月18日(火)9:00～10:30にオンライン(Zoomウェビナー)にて一般公開する。

「自由とは何か」をテーマにした講義

京都精華大学では、全学部1年生の必修科目として「自由論」を設置し、学長ウスビ・サコ氏自ら「自由とは何か」をテーマに講義を行っている。

学内外から多様なゲストを招いて、「ダイバーシティと自由」「表現と自由の問題」「漫画や風刺と自由」など様々な切り口から自由について考察し、学生一人ひとりが、自分の生き方や社会を変えていく力を身につけることをめざしている。

「自由論」を一般公開、ゲストに山極壽一⽒

同講座は1年生を対象にした講義形式の授業だが、今回は一般公開で開催。総合地球環境学研究所所長の山極壽一⽒に「自由と平等の進化的基盤—暴力の由来をめぐって」というテーマで話をしてもらう。

同講演会はオンライン形式となり、だれでも無料で視聴可能だが、申し込みが必要だ。

登壇者プロフィール

山極壽一(やまぎわじゅいち)氏は、1952年、東京都生まれ。霊長類学者、ゴリラ研究の第一人者。京都大学理学部卒、同大学院で博士号取得。京都大学霊長類研究所などを経て同大学教授、京都大学総長となる。2021年より総合地球環境学研究所所長。著書に『父という余分なもの—サルに探る文明の起源—』、『虫とゴリラ』(養老孟司と共著)、『暴力はどこからきたか』、『京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと』ほか多数がある。河合隼雄学芸賞選考委員。

興味のある人は、「自由と平等の進化的基盤—暴力の由来をめぐって」をテーマにした講演会を視聴してみては。

■京都精華大学「自由論」公開講義 自由と平等の進化的基盤—暴力の由来をめぐって
日時：1月18日(火)9:00～10:30
講師：山極壽一(総合地球環境学研究所所長)
司会：ウスビ・サコ(京都精華大学学長)
申し込み：https://www.kyoto-seika.ac.jp/news/2022/0115_1.html
※同講演会はZoomウェビナー機能を使用した講演会となる。視聴者の顔や名前が他の参加者に見られることはない。