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「町誌」をデジタル化!山梨県市川三郷町の歴史を楽しめるサイトが限定公開中

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山梨県市川三郷町の町誌デジタルアーカイブが、7月11日(月)〜8月31日(水)の期間限定で公開中だ。

合併前の旧3町の町誌をデジタル化

市川三郷町は、平成17年に旧六郷町・旧市川大門町・旧三珠町の3つの町が合併して発足した町。合併前の3つの町では文化や歴史などを記した町誌が刊行されており、この度、町誌をデジタル化し、町民に自分たちの町についてより深く知ってもらうために、『市川三郷町 町誌デジタルアーカイブ「町誌で知る 市川三郷の物語」』を公開した。


同サイトでは、スキャンしてデジタル化した町誌をスマホやパソコンなどから読むことができるが、1冊1,000ページ前後もあるため、“難しそうでとっつきにくい”という印象を持たれてしまうことが課題だった。また、せっかくデジタル化するのであれば、調べものなどで読む必要がある人だけではなく、多くの人に活用してもらいたいという想いもあった。

そこで町誌を題材に町の歴史を気軽に楽しめるコンテンツを用意し、初めて読む人でも興味をもってもらえるサイトを目指して今回の公開に至った。

2つのメインのコンテンツ


メインのコンテンツは2つ。「クイズ 我がまちヒストリー」は、町誌をもとに作成されたクイズで、町の歴史に楽しく触れることができる。地元のお祭りのルーツや方言など、各町から3問ずつ合計9問出題されている。

もう一つは「みんなで発掘、市川三郷の物語」で、町民や町にゆかりのある人たちに実際に町誌を読んでもらい、気になるエピソードを発掘してもらったという。高校生から70代以上までの幅広い年代が様々な視点で選んだエピソードは、どれも新たな発見がある。


コンテンツ制作に関わった参加者からは、「町誌の存在を知らなかったが、クイズを通して自然と興味が持てた」「とても難しいイメージがあったが、迷信や昔話など意外なことまで書いてあっておもしろかった」などの感想が寄せられた。

人を動かすデジタルアーカイブ

町誌のスキャン、活用施策の企画・運営、サイトの制作、広報活動までの一連の業務は、エム・アール・エス広告調査が担当。同社は、昨年の創業50周年を機に「地域活性化を目的とした地方自治体向けデジタルアーカイブ事業」の取組みをスタートした。


これまでのデジタルアーカイブは、資料館などの収蔵品をはじめ、有形・無形の文化資源等をデジタル化して記録・保存することが多く、「作って終わり」になってしまっていた。

「作り手が受け手を動かす」ことを目的とする広告活動を手伝う中で、作り手、受け手両方の理解を深めてきたという同社は、作って終わりのデジタルアーカイブではなく、使う人が「面白い・これを使って何かしたい」と思えるような“人を動かすデジタルアーカイブ”で地域活性化に貢献することを目指している。

市川三郷町のデジタルアーカイブをチェックして、同町のことをもっと知ってみよう。

市川三郷町 町誌デジタルアーカイブ「町誌で知る 市川三郷の物語」:https://sites.google.com/gw.mrs-ads.com/ichikawamisato-choshi/

エム・アール・エス広告調査HP:https://mrs-ads.com/

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