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キッチンカーeat forが車体広告を農家支援金とする「CheerADプロジェクト」を開始!

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キッチンカーeat forは、2019年の令和元年東日本台風の農業被害の状況を知り、2020年2月にオープンした「食べることが、社会貢献に。」がテーマのキッチンカーだ。

オープン以来、東京のオフィス街を中心に、フードレスキューしたオーガニックや減農薬の農産物を使いながら、化学調味料などを使用しないナチュラルな食事を提供している。

車体広告を農家支援金とする「CheerADプロジェクト」


「CheerADプロジェクト」は、キッチンカーの車体に企業・団体の社名やロゴシールなどの広告を掲載し、その掲載料金をフードロス削減につながる農産物の購入費用、ならびに農家の農機具の修理や新たな設備投資にかかる費用の支援にあてる仕組みだ。同プロジェクトを通じて、SDGsを推進していくという。


日本は四季のある豊かな国土だが、近年は気候変動の影響をはじめとする、さまざまな要因の自然災害リスクが高まっており、常に農産物にも大きな被害が生じる可能性がある。実際に、農林水産省が出している「過去10年の農林水産関係被害額」のグラフからも、被害額が増加傾向にあることがわかる。

このようなリスクと向き合いながらも、厳しい環境下で積極的に農業に取り組んでいる農家を応援する仕組みが『CheerAD』だ。英語の『Cheer(元気づける、応援する)』と『Advertisement(広告)』から、『CheerAD』と組合わせて名付けられた。

SDGsへの理解が深まる機会にもつながる


ロゴシール作製にかかる費用は広告料金から支払われ、ロゴシール制作費を除いた金額のおよそ10%にあたる金額分の食券が企業・団体に渡される。残る全ての金額を、フードロス削減につながる農産物の購入費用、ならびに農家の農機具の修理や新たな設備投資にかかる費用の支援金としている。

「CheerADプロジェクト」に賛同する企業・団体に所属する人にも、食券を利用することを通して、フードロス削減に参加する体験の機会、〝食べる〟という日常の小さな選択が社会を変えていく、というSDGsへの理解が深まる機会の創出にも活用できる。


また、eat forは、フードロス削減の取組みなどをSNSで更新しているので、社会課題を解決する取組みをする企業・団体としてのPRにも活用できる。

訳ありな農作物を利用したメニューの提供

eat forは、フードロス削減の食材を積極的に購入している。台風などの自然災害で傷がついた農産物を始め、規格外サイズ、一部虫食いがあるなどの理由で出荷できない、豊作で行き場がない、緊急事態宣言により飲食店への納品ができなくなったなどの農産物を、これまで約3トン仕入れてきた。

このような農産物を利用したメニューの提供により、消費者の方が食品ロス削減に貢献できる機会を創出している。


たとえば18種類以上のスパイスやハーブ、香味野菜のうまみがギュッと濃縮してるので食べ応えばっちりな「スパイスカレー」はヴィーガンやヘルシー志向の方にも嬉しい大豆ミートを使用。


「カワムラファームの生姜たっぷり生姜焼き丼」は、高知県のカワムラファームから取り寄せた生姜を、柑橘とスパイスと一緒に煮込んで作った逸品。生姜がしっかり効いたタレと野菜のうまみで、ご飯がすすむ。

自社を宣伝しつつ、フードロス削減などに取り組みたい人は「CheerADプロジェクト」を活用しよう。

eat for公式サイト:https://eatfor-kitchencar.studio.site/

(佐藤 ひより)

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