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トマトスープによる「天幕のジャードゥーガル」、コミックス第1巻発売中

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秋田書店は、8月16日(火)にトマトスープ氏によるモンゴル後宮譚「天幕のジャードゥーガル」600円(税抜)のコミックスを発売した。

また、1話目の内容を作者がツイートしたところ、1万RT、3万を超えるいいね!を獲得し、話題となっている。

少女マンガランキングでも1位

「天幕のジャードゥーガル」は、8月18日(木)時点で、電子書店「Kindle」の少女マンガランキングでも1位を記録した。

月間PVの1/3を1日で達成

さらに同作は、掲載されているWEBマンガサイト「Souffle」でも月間PVの1/3を1日で達成している。

戦争が遠いものではない今の世界にこそ必要な物語

被侵略地の少女奴隷の視点から新たにモンゴル帝国史を捉え直す同作は、戦争がもはや遠いものではない今の世界にこそ必要な物語。弱者の少女が手にした「知」という武器は、やがて彼女を大帝国を揺るがす魔女へと変えていく。

歴史、モンゴル、後宮、シスターフッド、ピカレスク作品に興味のある人は特に必携の一冊だ。

コミックス化希望の声が多数寄せられた超反響作品

作者は、デビュー作『ダンピアのおいしい冒険』が宝島社「このマンガがすごい!2021」オトコ編第6位、「WEBマンガ総選挙2020」第4位に輝いた経歴をもつ、歴史マンガの麒麟児・トマトスープ氏。

同作は構想10年以上、満を持しての本領発揮題材で、連載開始当初からコミックス化希望の声が多数寄せられた超反響作品だ。

あらすじ



同作の舞台は、13世紀のイラン東部の都市・トゥース。奴隷市場を訪れた学者一家の妻・ファーティマは、ひょんなことから奴隷の少女・シタラを引き取ることになる。


最初はにこにこと笑っていたが、次第に家に帰りたいと駄々をこね始めるシタラ。



すると一家の息子・ムハンマドが、とある方法で賢くなることの大切さを説いていき…。シタラはのちに巻き込まれる大きな事件に、その知識と知恵を駆使して立ち向かっていく。奴隷の少女が歩む道とは、知性の美しさと可能性が描かれた作品だ。

Twitterでも大きな話題となっている「天幕のジャードゥーガル」を手に取ってみては。

秋田書店公式サイト:https://www.akitashoten.co.jp/
1話目試し読みURL:https://souffle.life/manga/tenmaku-no-ja-dougal/20210925/

ⓒトマトスープ(秋田書店)2022

(角谷良平)

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