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AR/VRを使って楽しみながら家具選びも。長く使い続ける家具ブランド「ENEN」

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店舗設計施工および店舗什器製造販売大手の店研創意の子会社として昨年10月に設立されたENENは、2月7日(火)、家具ブランド「ENEN(エネン)」のティザーサイトを公開し、新しい家具ブランドとしてローンチした。

3月15日(水)からはMakuakeにて「ENEN」オリジナルのモジュラー家具の先行販売を開始し、今春にはECサイトと東京にてリアル店舗のオープンを予定している。

持続可能な社会の実現に向けて

ENENは、店研創意で約50年に渡って培ったモノづくりのノウハウと生産背景を活用し、「環境に優しく、コストコンシャスで、ライフスタイルに合った家具で暮らしを楽しんで欲しい」という想を込めて、新会社・新ブランドを立ち上げた。

「ECで販売されている家具は安いけど心配」「使い捨て家具から長く使える家具に変えたい」といった課題を、既存事業で培ったノウハウを活用し、最新のXR技術を導入して解決できるのではないかと考え、「気軽に家具を楽しむ人を増やしたい」という想いから「ENEN」誕生に至った。

「ENEN」の特徴は大きく分けて3つ。それぞれ詳しく紹介していこう。

組合せ自由なオリジナル家具


1つめは「ライフスタイルに合わせて、組合せ自由なモジュール化されたオリジナル家具」だということ。

モジュラー家具とは、天板や脚など素材を選んで、パーツを組み合わせて作り上げていく家具のこと。モジュラー家具「KUUM(クーム)」は、住宅家具以上に汎用性や強度を求められる店舗什器の製造で培ったノウハウを活かして開発された。豊富な素材と形状から、ライフスタイルに合わせて選ぶことができ、長く使用できる耐久性に加えて、商品の経年劣化にともなうメンテナンスや修理のしやすさを考慮して設計している。


今春の販売開始のタイミングでは、チェア1~2万円台、テーブル3~8万円台、ソファ4~11万円台の3カテゴリーを展開し、順次、別カテゴリーを開発予定だ。

AR/VRを活用


2つめは「AR/VRを活用し、クリエイティブな家具選び体験の提供」をすること。

実物を見なくても失敗しない家具選びや購入体験ができるよう、ECサイトに加え、東京にてショールーム型リアル店舗を今春オープン予定。さらに、先進的なXR技術を導入し、実際の部屋で配置する家具イメージや、Webサイト上でバーチャルな理想の部屋シミュレーションなど、ユーザー自らがクリエイティブに操作できる環境を用意する。


具体的には、AR技術を使い家具を実際の部屋に試し置きして既存のインテリアとの相性をチェックしたり、


Webサイト上の「お部屋テンプレート(VRショールーム)」で自由に家具を配置し理想の部屋づくりを体験できる。なお、テンプレートは、約20種類から提供開始し、2023年内に約100種類に増加予定だという。

持続可能なサイクルの実現

3つめは「利用者と共に持続可能なサイクルの実現に寄与」すること。

モジュラー家具「KUUM」シリーズの基本コンセプトは「メンテナンスや修理がしやすく、丈夫で長く使えること」。それに加えて、不要になった家具の引き取り、再生・再販売サイクルの構築に力を入れていく。

詳しくは、「ENEN」のティザーサイトをチェックしてみて。

「ENEN」ティザーサイト:https://enen-interior.com/

(鈴木 京)

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