東京都の吉祥寺・下北沢に店舗を構えるスペシャルティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」は、4月末〜5月にかけて、バリ島コーヒー農園ツアーを開催する。インドネシア・バリ島のコーヒー農園にて、収穫から精製まで、農園に滞在しながらコーヒー生産のすべてを体験する2泊3日のツアーとなる。

コーヒーの生産を体験する、農園滞在の3日間

「LIGHT UP COFFEE」では、2016年より、インドネシアのバリ島にてスペシャルティコーヒー生産のプロジェクトを開始。2017年にクラウドファンディングを実施し、2018年よりコーヒー精製所をオープン、2020年よりコーヒー農園も借りて、コーヒーの生産活動に本格的に取り組んできた。

コーヒー生産を行う一方で、素晴らしい農園の景色と楽しいコーヒー生産の体験を多くの人に届けたいとも思い、2019年の夏には第1回目となるバリ島でのコーヒー農園ツアーを開催した。50名近くが参加し、帰りの日には涙を流す参加者もいたほど心に残る体験となったツアーだったが、新型コロナの流行によりしばらく実施ができずにいた。

そして2023年、海外渡航もしやすくなった今、改めてコーヒー生産を体験するツアーを実施することに。同ツアーを通して、1杯のコーヒーがどうつくられるか、生産者はどんな思いでコーヒーをつくっているかを知ってもらい、景色と共にコーヒー生産の面白さを感じて、コーヒーをさらに好きになってもらえたらという思いが込められている。

コーヒー生産を持続的にするツアー体験

同コーヒー農園ツアーの売上の一部は、バリ島のコーヒー生産者、農園に渡される。

コーヒー豆を生産して売る現地での仕事も、毎年の気候変動により生産量が落ちたり、人件費や生産コストの増加などで、スペシャルティコーヒーであっても非常に不安定な状況になっている。そんななかでツアー参加者が農園に滞在し、生産工程そのものを体験することで、生産者にとっても非常に大きな収益源となり、コーヒー生産も持続的になると考えているという。

2023年のツアー募集第1弾

2023年のツアー第1弾は、4月26日(水)～28日(金)／4月30日(日)～5月2日(火)／5月4日(木)～6日(土)の3つの日程で開催。農園での収穫、精製を含めた2泊3日のツアーで、いずれの開催枠も定員は15名。すべて10:30にデンパサール空港集合、18:00にデンパサール空港で解散となる。申し込みは下記の販売ページにて受付中。先着順、埋まり次第終了なので、気になる人はお早めに。

Day1は、デンパサール空港に集合後、車で拠点となるカフェに移動。午後はカフェのツアー、時間があれば近くの農園へ訪問など。

Day2は、朝から農園でチェリーの収穫、精製所にもどって皮むきと発酵までを行い、夜はBBQを楽しめる。

Day3は、発酵の確認、コーヒーの水洗、乾燥を体験し、ビーチで食事。18:00頃にデンパサール空港で解散する。

価格は、2泊3日8食付きで98,000円。オプションとして、追加で農園にもう1泊し、周りの農園をゆっくり訪問できる延泊プランも用意されている。延泊プランは+20,000円。詳細は販売ページにて確認を。

この機会に、コーヒー生産を持続的にするツアー体験をしてみては。

バリ島コーヒー農園ツアー販売ページ：https://lightupcoffee.com/products/balicoffeefarmtour2023

■LIGHT UP COFFEE 吉祥寺
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-15

■LIGHT UP COFFEE 下北沢
住所：東京都世田谷区代田2-29-12

(さえきそうすけ)