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【宮城県】3/11発売の震災漫画「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」が早くも重版

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3.11メモリアルネットワークは、東日本大震災当時、小学~高校生だった子どもたち6人の体験を漫画にした「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」を3月11日(土)に発売。好評で在庫がわずかとなったため、第2版が発行された。

「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」は、石巻市、仙台市の一部書店、および通販サイトからの購入が可能。価格は、第1巻~第3巻セットで税込1,500円(各巻500円)だ。

全3巻の震災漫画として発行

あの時、子どもだった語り部たちの6つの物語

伝承交流施設 MEET門脇

「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」の原作者は、仙台在住の取材漫画家・井上きみどりさん。

6人の「あの時、子どもだった語り部」たちの、言葉にできなかった思いを丁寧に聞き取り、作画・音声とモーションを加えた漫画動画として、宮城県石巻市の伝承交流施設「MEET門脇」にて、2021年3月から大型モニターで上映されていた。

しかし、漫画動画は、全編視聴には合計約75分が必要で「現地に行かないとみられない」「全部を見る時間がない」との声があった。そのため、発災から12年を迎える3月11日(土)に全3巻の震災漫画「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」として発行された。

収益はすべて、東日本大震災の伝承・防災活動に活用


「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」は、漫画という形ではあるが、家族や友人の喪失、避難所の日常ややりきれなさ、失敗などが子どもの視点でつづられており、大人も子どもも一緒に感じ、考えさせられる内容だ。

また、石巻市内、東松島市内の各学校には1セットずつ寄贈され、防災学習に役立てられる予定。「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」の収益はすべて、東日本大震災の伝承・防災活動に活用される。

「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」を手に取り、防災・減災について考えてみては。

「あの時、子どもだった私たちから伝えたいこと」紹介URL:https://311support.com/support/shopping

(角谷良平)

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