“音楽のある街 高崎”を代表する秋の一大イベント「第34回高崎音楽祭」が、9月30日(土)〜10月15日(日)の16日間、群馬県高崎市栄町の高崎芸術劇場で開催される。チケットは現在発売中だ。
渡辺貞夫氏をはじめ過去最大級となる18組が出演
「高崎音楽祭」は、1990年の第1回開催から今年で34回目を数える。豪華な出演陣と共に、毎年、同音楽祭でしか楽しむことのできない公演・演出を届けてきた。
今年は過去最大級となる18組が出演。クラシック、ジャズ、ポップス、ロック、ラテン、邦楽などさまざまなジャンルのコンサートが日替わりで行われる。国内屈指の音響効果を誇る高崎芸術劇場にある3ホールを生かした公演を実施し、メインホールとなる大劇場では、生涯現役プレイヤーをうたうジャズ界のレジェンド・渡辺貞夫氏が16人編成のビックバンドを率いて10月13日(金)に登場する。
親子で楽しめるコンサート
10月9日(月)・10日(火)には、同市出身の作曲家・吉田ゐさお氏が「0歳から親子で楽しむ初めてのオーケストラ 高崎こどもコンサート」を開催。“子育て中のお父さん・お母さんにもコンサートを楽しんでもらいたい”をコンセプトに、オーケストラの演奏で名曲クラシックのおいしい部分だけを演奏する。子どもに大人気の谷本賢一郎氏と小野あつこ氏をゲストに迎え、親子で楽しめる曲・歌をたっぷりと届ける。
ゴスペラーズビッグバンドコンサート
同音楽祭だけでしか聞けないゴスペラーズビッグバンドコンサートも、10月14日(土)・15日(日)の2日間にわたって開催。ビッグバンドの迫力ある演奏と5人のメンバーによる美しい歌声のハーモニーは、“ライブ”の魅力が詰まったコンサートだ。
レオ・コッケ氏の初来日公演も
10月1日(日)には、アコースティックギターの巨人、レオ・コッケ氏の初来日公演も実現。アメリカ・ジョージア州で生まれ、50年以上のキャリアを持つ伝説のミュージシャンが超人的なテクニックで観客を魅了する。
初の試みとなるライブレストラン形式の公演
また、さまざまなジャンルの音楽に対応し、心ゆくまでコンサートが堪能できるホール「スタジオシアター」では、会場初の試みとしてライブレストラン形式で公演を実施する。
10月2日(月)は「山中千尋ニューヨークトリオ」、10月3日(火)は「TOKU Autumn in Takasaki」、
10月4日(水)は「渡辺香津美ジャズ回帰プロジェクト」と三夜続けて国内を代表するトップジャズアーティストが出演する。そのパフォーマンスを存分に味わうために、選りすぐりのドリンクとそれにふさわしい食事、上質なインテリアを用意。すばらしいライブと食事を楽しむことができる企画となっている。
各公演の詳細は「高崎音楽祭」の公式サイトで確認を。チケットは、高崎芸術劇場メンバーズ、ローソンチケット、チケットぴあなどで販売中だ。
豪華な出演者による「高崎音楽祭」で、芸術の秋を堪能してみては。
高崎音楽祭HP:http://www.takasakiongakusai.jp/
(山本えり)