バッグの企画・販売を手掛けるサンペイは、9月8日(金)より、レザーブランド「epe(エペ)」のウォレットシリーズを販売開始した。
サスティナブルなレザーブランド
「epe」は、化学薬品を使わず、自然由来の植物性タンニンでなめしたベジタブルタンニンレザーを使用した、サスティナブルなレザーブランド。
昨年7月に第1弾としてリリースした「スタンダードトート」と「スクエアリュック」は、合計1,000本以上のヒットを記録。今回は第2弾として、財布シリーズ「ロングウォレット」と「ショートウォレット」の2アイテムを公式サイトにて販売中だ。
「epe」の特徴
「epe」のアイテムはすべて本革を使用しており、本格的なレザー製品をECサイトにて手頃な価格で届ける。
また、「Life with ethical mind」をブランドのテーマとしており、直訳すると「エシカルな心と共にある暮らし」という意味になる。
「epe」を使用するユーザーにエシカルな日々を送ってほしいというブランドの想いを込めている。
植物タンニンなめしを採用
動物の皮を革製品として使用するには、なめしという工程が必要になる。現在は海外にて多くのなめし作業が行われている。
このなめし作業については、現在、「クロムなめし」と呼ばれる化学薬品を使用する方法が世界で最も多く用いられているが、クロムの排水により、河川を汚染していることが世界的な問題にもなっている。
そこで、「epe」のアイテムでは、「植物タンニンなめし(ベジタブルタンニンなめし)」を採用している。
それにより、化学薬品を使用せず自然由来の植物性タンニンを使うことで、有害物質が発生することのない、環境に配慮した本革製品を作った。
また、植物性タンニンの変化によるエイジング(経年変化)が楽しめるのもベジタブルタンニンレザーの特徴だ。使い込むほど色味や艶が出てくるため、世界に1つだけのアイテムを育てることができる。
D2Cによる高いコストパフォーマンスの実現
「epe」で使われるベジタブルタンニンレザーは、30以上の工程を経て完成されるため、非常にコストがかかる。また、革製品の流通に関して、一般的には様々な中間の業者が入ることにより価格が高騰することがある。
このため、「epe」では製造工場と直接取引し、さらにECサイトによりダイレクトに販売することで、高いコストパフォーマンスを実現した。
新財布シリーズ
「ロングウォレット」17,600円(税込)は、収納力の高いラウンドファスナー型の長財布。カードポケット14箇所とL字ファスナー小銭入れを搭載。ファスナーは耐久性の高いYKK製を採用した。
「ショートウォレット」13,200円(税込)は、カードポケット9箇所と人気のボックス型小銭入れを搭載。薄さ2cmのスリムなシルエットと実用的な収納力を兼ね備えた定番のアイテム。
どちらも、ブラック、ネイビー、キャメルの色展開だ。
この機会に、「epe」の新財布シリーズ「ロングウォレット」と「ショートウォレット」をチェックしてみては。
公式サイト:https://epe-shop.jp/
(角谷良平)