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日常の中で森林保全に参加できる国産材の照明「tomel」製品化に向けてクラファン開始

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土砂災害による人的被害ゼロを目指し、林業界内外の法人・個人とともに災害リスクの低い森づくりに取り組んでいるソマノベースは、今回、日常の中で楽しみながら森林保全に参加できる照明「tomel(トメル)」の製品化に向け、ふるさと納税型クラウドファンディング(ガバメントクラウドファンディング)をMotionGalleryで開始した。期間は11月30日(木)23:59まで。

和歌山の山林と、人生を通じて繋がり続ける照明

「tomel」は、和歌山での森づくり、そして大切な情景や思いを日々の生活の中に留め続ける紀州材のペンダントライト。和歌山が育んだ紀州材(ヒノキ)を、和歌山の職人が1つ1つ丁寧に削りあげて生み出される温もりは、日常生活をあたたかく彩る。


さらにシェードはカスタマイズが可能。同社のオリジナルデザインを注文できるのはもちろん、思い出の絵や写真などをシェードに印刷することも。注文はいつでも可能なので、季節や生活の変化に合わせて着せ替えを楽しめる。

森のことを考える気持ちも留め続けてもらえるように

ソマノベースは、防災のための森づくりを行う会社。代表の奥川季花氏が高校生時代に被災した、紀伊半島大水害。もう二度と土砂災害で人が悲しまないよう、災害のない世の中に向けて50年先の森づくりを行っている。



代表的な取り組みの1つが、「MODRINAE(戻り苗)」だ。どんぐりの苗木を家庭で育て同社に送ると、同社が山に植えて森林の保全に繋げていく…そんな森づくりのサイクルを生む観葉植物となっている。

「戻り苗」を開始して2年。多くの人が参加し、全国の人たちとともに未来の森づくりを行ってきた。一方で、植物を育てることが苦手な人や家を空けることも多い人からは「観葉植物という形では参加しづらい」との声もあったという。

そこで、長く同社と繋がりながら森林保全に貢献し続けてもらえる、それでいて観葉植物という形ではないプロダクトとして、「tomel」を制作することになった。

暮らしに寄り添う照明であれば、一生使い続けることができる。つまり、一生、和歌山の山と繋がり続けてもらえるということだ。「tomel」を暮らしに取り入れることで、林業や森のことを考える気持ちもどこかに留め続けてもらえたらという思いが込められている。

ふるさと納税型クラウドファンディングについて


素材となる木を育てることから、木材として伐り出し、ペンダントライトの形に削り上げるまで、「tomel」はすべての工程を和歌山で制作する。その中で同社が拠点とする田辺市は、自然が豊かで、様々な仕事の人のコラボレーションが生まれるまち。同社も、田辺市に住む人や、様々な仕事をする人たちの力を借りて森づくりを行っている。

同社は、今回のクラウドファンディングを通して、田辺市を知ったり、興味を持ったりする人が一人でも多く増えることを目指している。

県内の人や「tomel」以外での応援を希望する人向けにも、「戻り苗」や「わかやまどんぐり図鑑」、葉っぱのたたき染めのレクチャー動画など、同社だからこそ届けられるリターンも用意している。

森林保全にもつながる照明「tomel」の製品化を応援してみては。

MotionGallery:https://motion-gallery.net/
プロジェクト名:和歌山の山林と、人生を通じて繋がり続ける照明「tomelトメル」を一緒に作りませんか?【ふるさと納税型】

(佐藤 ひより)

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