GLOBALTREE GROUP(GLOBALTREE・ハッピーライフケア/ハッピーホールディングス)は、10月9日(月)に障がいのある子ども達を対象としたサッカー&食育教室のイベントを開催した。
サッカー&食育教室のイベントを開催
GLOBALTREE GROUPが運営する「放課後等デイサービス・グローバルキッズメソッド」と「放課後等デイサービス・サカフル」は、障がいのある小学校1年生からの子ども達を対象とした療育分野として、多岐にわたるカリキュラムを通じたサポートを行っている。
その1つが「運動療育」一環とした「サッカー(スポーツ)療育」だ。
GLOBALTREE GROUPは、保護者や家族から「ボールを蹴る・走るの単体運動だけではなく、全身のカラダを使ったチームプレー型のスポーツができないか」との声を多数もらっていたそう。
「僕たちもミニゲームがしたい」「みんなで試合がしたい」。そんな子ども達の声とともに、GLOBALTREE GROUPはスポーツの力、可能性を追求しながら、サッカー&食育教室のイベントの企画を開始。
そしてビジョンを共有するPLAYMAKER、みみずや、S.C.P. Japanの協力の下、「体験型のサッカー教室」と「野菜や果物、農業についての食育教室」を、10月9日(月)スポーツの日に栃木県宇都宮市「星の杜中学校高等学校」で開催した。
元プロサッカー選手たちによる「体験型サッカー教室」
「体験型サッカー教室」では、元サッカー日本代表・石川直宏さんや、元プロサッカー選手・鶴見綾香さんや石田みなみさんをゲストに招き、子ども達は基本的な「走る・蹴る・跳ぶ」の動きを取り入れながらミニゲームに挑戦。
ドリブルやシュートの基礎指導をしっかりと受け、全身を使ってスポーツを楽しんだ。
さらに、サッカー(スポーツ)を通して育む、チャレンジ精神や集中力の向上、友達と協力してプレーすることで協調性を学んだという。
アスリートから学ぶ農業・食育教室
「野菜や果物、農業についての食育教室」では、元サッカー日本代表・石川直宏さんが農場長を務める「NAO’s FARM」が、稲刈りや農業について詳しいレクチャーを行った。
子ども達は真剣に耳を傾けながら、知っている知識や情報について手を挙げ、食についての新たな興味を持ち、積極的に参加している姿が印象的だったという。
身近な野菜や果物の見分け方も学び、当日会場に用意された栽培期間中に農薬を使用していない米や野菜、果物を実際に手に取り、買い物を楽しんだそう。
高校生たちによるボランティア活動
また、当日会場となった「星の杜中学校高等学校」の高校生たちが、今回ボランティアとして参加。
「日常において障がいのある子どもたちや小学生の子たちと触れ合う機会が少ないため、最初は緊張していた」との声もあったが、事前打合せやイベント準備から始まり、開催中は子ども達と一緒に走ったり、笑ったり、ハイタッチしたりと、たくさん盛り上げてくれたそうだ。
高校生たちは「また機会があれば参加したい」「この経験を日常においても活かしていきたい」と話してくれたという。
障がいのある・なしに関わらず、インクルーシブ社会において子ども達が活躍できるよう、今後も子どもたちの健康と成長をサポートするため、様々なイベントを開催していくという、GLOBALTREE GROUPの今後にも注目していきたい。
GLOBALTREE GROUP公式サイト:https://global-tree.jp/
(角谷良平)