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【大阪府大阪市】静寂をたのしもう。筆談ノートや手話でコミュニケーションをとる体験型抹茶カフェOPEN

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「障がいのない場所づくり」を目指す「Possible(ポッシブル)」が、4月1日(月)、来店した人が自分で抹茶を点てる体験型カフェ「清浄 -shojo- (しょうじょう)」を大阪・中崎町にオープンする。

店内には、音楽や会話がなく、注文も音を使わないコミュニケーションのみ。情報にあふれた街のなかで、感性と心が研ぎ澄まされる時間を楽しめる。

“静寂をたのしむ”カフェ


「清浄 -shojo-」は、“静寂をたのしむ”をコンセプトにした総席数16席のカフェ。店内では、音楽ではなく人が歩く足音、抹茶を点てる音、雨音など、普段かき消されやすい音が主役となり、ゆったりと時間が流れていく。


おしゃべりを楽しむ多くのカフェとは異なり、「音」が排除された「清浄 -shojo-」の空間では、お茶やお菓子の色や味、相手が伝えようとすることに深く向き合える。感性が開き、心を澄まされる“清浄”な時間を過ごせる場となっている。


来店した人同士も、声での会話は控え、注文などのやりとりも筆談ノートや指差し、手話を使ったコミュニケーションを行う。手話になじみのない人でも「お抹茶体験」を通じて気軽に手話に触れることができる。


メニューは、自身で点てる抹茶メニュー2種のほか、季節の和菓子など。自分で抹茶を点ててみたい人、音のない空間でリラックスしたい人にも来ていほしいという。

個性豊かなスタッフがお出迎え

個性豊かな「清浄 -shojo-」のオープニングスタッフたち

スタッフは、「Possible」が運営する就労支援事業所ABPossibleに在籍している耳の聞こえない・聞こえづらいメンバーを中心に10名以上が在籍。耳の聞こえない・聞こえづらい、大きな音が苦手、といった多様な特徴と個性をもつ人たちが、社会で当たり前に活躍できる場となる。


また、訪れる人にとっては、言葉以外のコミュニケーションをとることで、耳が聞こえない・聞こえづらいといったことが「障がい」にならない、という感覚を体感できる機会となる。

マンツーマンの手話教室を開催


カフェ閉店後には、抹茶を飲みながら「清浄 -shojo-」のスタッフとマンツーマンで行う手話教室も実施。形式ばったレッスンではなく、1対1のおしゃべりの時間というかたちで手話を身近に感じられる場となっている。

営業日時は、月~日の18:00~20:00で事前予約が必要。料金はお抹茶付き1時間で2,000円(税別)だ。なお、営業日時は変わる可能性もある。


「清浄 -shojo-」は、「Possible」が掲げる「環境づくりで障がいはなくせる」という理念を、誰もが気軽に訪れられるカフェという場でカタチにした1店舗目。この店舗に訪れる一人ひとりから、大阪へ、そして世界へと「障がいのない場所」が広がっていくように。「Possible」では今後、音以外もコンセプトにしながら、誰でも気軽に入れるカフェとしてさらに展開していく予定だという。

さまざまな想いが込められた「清浄 -shojo-」に足を運び、素敵な時間を過ごしてみては。

■清浄 -shojo-
住所:大阪府大阪市北区中崎西1-10-13 1F
営業時間:月~日/11時~18時
Instagram:https://www.instagram.com/shojo_cafe

Possible公式HP:https://abpossible.com

(ソルトピーチ)

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