関西大学は、首都圏に在勤・在住で活躍する卒業生の交流組織である「関西大学東京経済人倶楽部」協賛のもと、新社会人としてこの4月から首都圏にやってきた卒業生を歓迎する「新社会人歓迎会」を4月26日(金)・27日(土)の2日間、関西大学東京センターにて開催した。
今年で8回目を迎える「新社会人歓迎会」
多くの企業が東京に本社を置いていることから、地方大学と都心大学の”就活格差”問題が指摘される中、関西大学東京センターは首都圏で就活する学生や、首都圏在住の卒業生への支援に力を入れている。
「新社会人歓迎会」は、キャンパスから遠く離れた首都圏の地で強固なネットワークと母校愛を糧に成長を続けて欲しいという同校の思いから始まった応援イベント。今年で8回目を迎え、東京センターの恒例行事の一つとなっているという。
「たこ焼き」を焼きながら同窓の絆を深める大阪らしい歓迎会は、同じ学部・研究科同士の偶然の出会いがあったり、学生時代の話や新人研修の話題で盛り上がったりと、参加者同士の新たなネットワークが生まれたそうだ。
参加者の声をチェック
実際に参加した卒業生の声を紹介しよう。
2024年外国語学部卒で、文具メーカー勤務に勤務する藤原萌羽さんは、「4月から新たに東京で社会人生活を始めたみんなと、たこ焼きや焼きそばを食べながら、思い切り関西弁で話ができて、とても楽しいひとときでした」とコメントを寄せた。
2024年理工学研究科卒、日本電気に勤務する酒部佑介さんは、「食材や飲み物は、東京で活躍される先輩からのご厚意とお聞きしてとてもうれしかったです。東京でも関大の絆の深さを感じました!」と想いを語った。
「関西大学東京経済人倶楽部」会長コメント
このイベントを後押しするのは、首都圏に在勤・在住で活躍する卒業生の交流組織である「関西大学東京経済人倶楽部」。会長を務めるのは、大津武さん(JLL リテールマネジメント 会長/日本ショッピングセンター協会理事・全国大会実行委員長)だ。
大津武さんは「学生から社会人へ、関西から関東へと組織や文化の違いに戸惑った時に関大の絆が支えの一つになり、今回の集いが所属企業の垣根を越え、多様な出会いを得て成長する契機にしてほしい」と語る。
関西大学東京センターについて
関西大学東京センターは、関西大学の首都圏における拠点として2003年に開設。首都圏の企業や官庁との情報交換や、アカデミックな活動の場としての機能に留まらず、就活生を含む学生、卒業生、一般の人など、年間で約1万人が利用しているという。東京駅隣接という利便性を活かし、就活学生への手厚いサポートや、学生・卒業生の交流などにも力を注ぐ。
関西大学東京センターが、4月から首都圏にやってきた卒業生を歓迎する「新社会人歓迎会」。参加者にとってかけがいのない時間となったはずだ。
関西大学東京センター公式HP:https://www.kansai-u.ac.jp/tokyo
(ソルトピーチ)