神⼾を拠点とするリベルタ学舎は、9月28日(土)・29日(日)に、新感覚のRPG型ランニングイベント「山賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠⼭」を開催する。現在、エントリーを受付中だ。
ミッションをクリアして優勝を目指そう
「山賊ワイルドラン&炎の宴」は、里山や畑が広がる兵庫県丹波篠山市を4人1組でハーフマラソン(約26km)を走りながら山賊になりきってミッションをクリアしていくランニングイベント「山賊ワイルドラン」と、その前日の、山賊飯や薪割りが楽しめる「炎の宴」の2日間から成るイベント。2022年よりスタートし、今年で3回目の開催となる。
ミッションは、「山賊の森」の竹を伐採して里に出る道づくり、地元小学生の「宝の地図」によるポイント探し、山の間伐材の伐採、畑で農作物収穫、丸太の運搬など10種。
「スピード(ゴールまでのタイム)」「ウェイト(ゴール時に担いでいた重量)」「コーディネート(ファッション等)」の総合得点で、優勝1チームを決定する。
山賊祭「炎の宴」やワークショップも開催
9月28日(土)は、14:00から「山賊ワイルドラン」前日受付を開始し、その後15:00からは、炎を囲みながら「山賊」がテーマのキッチンカーのご飯を楽しむ山賊祭「炎の宴」を開催。
薪割りなどのワークショップも予定されている。そのままテント泊や隣接旅館での宿泊も可能だ。
山賊祭「炎の宴」では、丹波篠山の食・地酒・クラフトビール、山賊アクティビティ、地元の人たちとの交流を楽しめる。
4人で力を合わせる「⼭賊ワイルドラン」
9月29日(日)は、7:30から当日受付が始まり、8:15から「山賊ワイルドラン」スタート!
4人1チームが力を合わせ、数々の山賊ミッションをクリアしながら、選ばれし者だけが手にする伝説の宝「鳳鳴」獲得を目指す。
参加者の中には、偶然見つけたカフェに入るチームも!とにかく自由に楽しめる。
その後14:30に表彰式が行われ、15:00に解散となる。
新しい切り⼝のFUNランイベント
「山賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠⼭」の企画のきっかけは、リベルタ学舎が2022年に、丹波篠⼭地域を拠点にまちづくりをするササノワのウチダケイスケ氏と、やまもりサーキット大谷晃平氏からさらなる地域活性の施策を相談されたことだったという。さらに、神⼾学院大学現代社会学部現代社会学科・菊川氏からも、ゼミ学⽣と⼀緒に丹波篠山をフィールドとして何かできないかの相談を受けたことが重なって、結果、篠山を舞台とした地域との交流、協働に加え、学びの場の創出を目的として同企画がスタート、したはずだった。
そこからなぜRPG型ランニングイベントになったのか。マラソン好きのリベルタ学舎メンバー・加藤氏は、丹波篠山市へ⾜を運びランニングをするなかで、美しい⾵景だけでなく聖徳太子にゆかりのある福徳貴寺の湧水などの地域資源や声をかけてくれる地域の人々を感じ、「走ったり歩いたりすることでみえる地域資源がある」と確信。「地域活性」や「学び」が目的ではなく、まずは楽しめることをしようと、ランの道中で⿊枝⾖の収穫や間伐などを体験するというランニングとアクティビティを組み合わせて里山を楽しむ、新しい切り口のFUNランイベントを開催することとなった。
関係者が増えるたびに、アイデアが生まれ、進化し続ける同イベント。ランイベントの参加者が当日走った総距離に応じて、放置竹林を伐採し山道をつくる「山賊の森づくり」も昨年よりスタートし、ワイルドランの参加者には、筍掘り&BBQ、ホタル観賞などのイベントも案内(※参加自由/実費別)している。
定員は先着100名
「⼭賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠⼭」の費用は、ワイルドラン参加費・保険料込で、1名8,800円。丹波篠山市民割(在勤・在学含む)は7,700円。9月28日(土)の「山賊飯」前売りチケットは、山賊カレー&地酒1合またはソフトドリンク1本付きで1,100円だ。
定員は、先着申し込み順で100名。ランネットより9月20日(金)までエントリーを受付けているが、定員に達し次第締め切りとなる。
イベント詳細や宿泊情報についてはHPをチェック。間伐や収穫、数々のミッションをクリアして、山賊王を目指そう!
■⼭賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠⼭
開催場所:兵庫県丹波篠山市
スタート地点:やまもりサーキットキャンプ場(兵庫県丹波篠⼭市遠方石ン堂41-1)
HP:https://lgaku.com/sanzoku/
エントリー:https://runnet.jp/entry/runtes/user/pc/moshicomDetailAction.do?raceId=106590&div=1
(佐藤ゆり)