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【福島県福島市】福島市の飯坂温泉へ行ってみよう

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福島県福島市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、福島県福島市を写真とともに紹介する。

Vol.284/福島県福島市

伊達市の5町を巡ったあと、福島市へやって来た。福島市はとても大きな市なので、どこへ訪れるか絞る必要がある。ただ、今回訪れてみたい場所ははっきりしていて、「飯坂温泉」だった。

ぼくが上京して日が浅い頃、仕事をご一緒させてもらった方がいて、その方の出身地が飯坂温泉だった。昭和時代の思い出を話してくれたり、フィルム写真を見せてくれたり、いつか行ってみたいなあという気持ちが芽生えていた。

ついにそのときがきたのだ。

夏の雲を通り抜ける

飯坂温泉を歩く

旧堀切亭へ

県内で現存する最大で最古の土蔵「十間蔵」

足湯だ

思うままに歩く

日帰り温泉もいくつかある

渋いバスケットボール

小さな町のかけら

飯坂温泉、波来湯へ

温泉街に到着してからは、思うがままに散策した。散策中に見つけた旧堀切邸は、かつての豪商だったわけだけれど、福島の地域経済に貢献し、衆議院議長や東京市長などの財界人や、政界人も輩出したと紹介されていた。

また、飯坂温泉の波来湯に入ることができた。福島県で温泉に入るのも初めてだ。

館内は新しく天井も高かった。浴槽はふたつで、ひとつが「温(ぬる)い」42度、もうひとつが「熱い」45度。ちょっと待った。42度がぬるいって、どういうことだ。ぼくは42度ぐらいが、熱いけれど好きだと感じる温度なので、そっちに浸かった。45度は熱くて入れなかった。45度のお湯に入れる人はすごい。

しかし、そういうことはさておき、飯坂温泉の温泉に入っているという喜びで、無事に来れてよかったなあと思うばかりだった。

波来湯を出たあと、「ごろごろ」ではなく、「カリカリィ!」という、雷の音のジャンルの中でも、やばいやつだという音が鳴った。急いで出発して、間一髪だった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

   

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