全国の離島連携に取り組む「離島百貨店」は、離島の農産品や畜産加工品を販売する「島のめぐみ」を、11月29日(金)〜12月1日(日)にJR東京駅地下1階改札内「スクエア ゼロ」にて開催。これに先駆け、10月16日(水)より八重洲のイタリアンレストラン「ASTERISCO (アステリスコ)」にて離島食材を使用したメニューを提供する。
離島産品の販路開拓に取り組む
「離島百貨店」は、全国の離島同士および離島と離島ファンをつなぐプラットフォームを提供。離島が連携することで会員企業や関係省庁を巻き込み、相互にメリットのある形で事業提案や事業推進のサポートを行っている。
また、全国の離島のためのアンテナショップの運営を通じて、離島の生産者を支援し、「島に行きたくなる」商品や料理、体験を提供しながら離島産品の販路開拓に取り組んでいる。
離島の希少な農産品を都市部で紹介
離島では、農業が基幹産業の一つであるが、いまだ知られていない魅力的な農産物がたくさんある。しかし、離島は一つひとつの規模が小さく、単独での発信力や販路開拓力が弱いうえ、高い物流コストというハンディキャップを抱えている。
「島のめぐみ」プロジェクトでは、都市部の消費者が知らない離島の希少な農産品を掘り起こし、付加価値を高めるためのブランディングから販路開拓までをサポートする農林水産省の事業だ。
八重洲の人気イタリアンレストランで料理を提供
「島のめぐみ」イベントに先駆け、10月16日(水)よりタイアップ企画として、東京・八重洲のイタリアンレストラン「ASTERISCO (アステリスコ)」にて、ランチ・ディナー両タイムで離島の農産品を使ったメニュー提供する。
同企画は、ANAグループであるANA Xの全面協力により開催。今回、「ASTERISCO」シェフとANA Xバイヤーが離島の農産品から食材をともに選び、「島のめぐみ」に向けた新メニューを開発した。この「島のめぐみ」スペシャルメニューは、第1弾・第2弾・第3弾と期間ごとに食材を入れ替え、2025年3月まで提供する予定だ。
離島の食材を使用したランチコース&ディナー
新鮮野菜と佐渡米の 「ウェルCOMEサラダ」から始まるランチコースでは、「八丈島産レモンのパスタ」、
「八丈島産しいたけとチキンのカレー」、
「隠岐諸島・島後のパプリカとラム挽肉のリゾット」から1品を選ぶことができる。宮古島の紅いもペーストを使ったドルチェとともに味わおう。ディナーは、アラカルトで提供される。
ヤンマーマルシェ運営する「ASTERISCO」は、農業機械メーカーであるヤンマーが古くから関わってきた 「米」を軸に、四季折々の旬の食材と素材の旨味を最大限に引き出した調理法で、バリエーション豊かな小皿料理やコースメニューを提供。日本のお米と食材がイタリア料理と出会い、生まれる新しいおいしさという、今までにない食体験を届けている。
また、10月〜2025年3月の期間で、八重洲にてANA Xが手がけるアンテナショップ「TOCHI-DOCHI」と、東京メトロ三越前駅直結のアンテナショップ「離島百貨店」でも、農産品と農産加工品の販売などが行われる。こちらもチェックしてみて。
「ASTERISCO」を訪れて、離島の希少な農産品を使った料理味わってみては。
離島百貨店URL:https://www.rito-hyakka.jp
■ASTERISCO
住所:東京都中央区八重洲2-1-1 YANMAR TOKYO 2階
(山本えり)