
兵庫県神戸市中央区の「UCC上島珈琲」は、独自製法(※)でつくられた“飲まないコーヒー”である「YOINED(ヨインド)」と、日本酒専門の人気バル「サケラボトーキョー」とコラボレーション。2026年2月11日(水)より、数量限定で「サケラボトーキョー」のコース料理の一部に「YOINED」と日本酒のペアリングメニューを組み込んだ、スペシャルメニューの提供を開始する。
コーヒー豆本来の味わいが楽しめる「食べるコーヒー」

「YOINED」は、食べるスタイルのコーヒー。「コーヒー豆の香りや味をすべて味わってみたい」という研究者の興味から着想を得て、20年以上の時を経て2023年に誕生した。名称は、コーヒーを飲んだ後にじっくりと感じる「余韻」に由来する。
“飲む”コーヒーでは味わえない、豆本来の甘み・酸味・苦味がつくる芳醇な香りをダイレクトに感じられ、コーヒーの香りの余韻を余すことなく味わうことができる、新しいコーヒー食品だ。

2025年には、コーヒーの産地の違いで楽しめるよう、コロンビアとグァテマラの2種をアソートにして販売。発酵の精製過程を加えトロピカルな余韻のインパクトがあるコロンビア、名門農園のこまやかな手仕事によりオレンジやキャラメルのような風味をもったグァテマラの、ユニークなコーヒーの風味をダイレクトに味わえる。
唎酒師厳選の日本酒とコーヒーの香りのマリアージュ
「YOINED」は食べるスタイルのコーヒーだからこそ、おつまみとしても楽しめ、ウイスキーやラムなど、さまざまな酒類との相性が良い。そこで“日本酒”とのペアリングを追求した。

コラボレーションしたのは「サケラボトーキョー」。全国各地の美酒を常時30種類以上取り揃え、料理との相性を提案することで新たな日本酒体験を提供している。
オーナーの甲斐勇樹氏は、唎酒師の資格を有し、日本酒についての執筆も行い、豊富な知識と経験により日本酒の魅力を発信し続けている。豊富な知識で数ある日本酒から「YOINED」とのベストなマリアージュを考案。「YOINED」が日本酒のうまみを引き立てながら、互いの魅力を高め合い、1枚でも十分な満足感を味わえる。
また柔らかな甘み、酸味、うまみの層をもつ日本酒と「YOINED」を合わせることで、味覚のバランスが生まれる。より深く、長く楽しめる余韻体験が実現した。コーヒーの香りと合わせることで新たな日本酒の魅力を探究できる。
唎酒師が全国から厳選した日本酒と、「YOINED」のダイレクトなコーヒーの香りが織りなす新感覚の余韻は、日本酒の楽しみをさらに広げる。
コロンビア・グァテマラと相性の良い日本酒を用意
ペアリングメニューは、季節の食材を使用した全8品コースの中の一皿として、「YOINED」とそれに合う日本酒を組み合わせたものを用意した。

七本鎗 琥刻

黒松仙醸 どぶろく
コロンビアと日本酒のペアリングとして、滋賀県の老舗蔵・冨田酒造が手掛ける熟成酒シリーズ「七本鎗 琥刻(しちほんやり ここく)」や、長野県の酒造会社 仙醸がつくる本格どぶろく「黒松仙醸(くろまつせんじょう) どぶろく」がラインナップ。

伊根満開 古代米酒

ナチュール貴醸酒
グァテマラと日本酒のペアリングとして、京都府伊根町の向井酒造が古代米(赤米・紫黒米)を用いてつくる「伊根満開 古代米酒(いねまんかい こだいまいしゅ)」と、栃木県の酒造会社・仙禽(せんきん)がオーガニック・ナチュールの製法でつくる貴醸酒(きじょうしゅ)の「ナチュール貴醸酒」がラインナップする。
なお、提供する日本酒は変動する可能性がある。
「食べるコーヒー」と日本酒のマリアージュを体感し、新たな味の世界を広げてみては。
■サケラボトーキョー UCC上島珈琲「YOINED」・日本酒ペアリングメニュー
提供期間:2026年2月11日(水)~なくなり次第終了
コース名:おまかせ料理8品コース
料金:7,200円(税込)
店舗:サケラボトーキョー
住所:東京都北区十条仲原1-1-7 第3北成ビル 地下1階
営業時間:月〜金 18:00~23:30/土曜日・祝前日 15:00〜23:30/日曜日・祝日 15:00〜22:30
定休日:火曜日
HP:https://www.japantaste.co.jp
予約サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13184787
YOINED UCC公式オンラインストア:https://store.ucc.co.jp
※特許 第6849552号を取得
(淺野 陽介)