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【京都府亀岡市】江戸期の絵師・円山応挙の作品、亀岡に里帰りした仏像を堪能するデジタル映像劇場を開催

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京都府亀岡市の「地域資源を掘り起こす会」は、1月31日(土)〜2月1日(日)にガレリアかめおかにて、デジタル劇場「かめおかの至宝を体感する」を開催する。

1月31日は円山応挙の作品のデジタル鑑賞会


1月31日(土)には、応挙作品のデジタル鑑賞会を開催。美術と異文化のクロスポイントから、応挙作品の淵源・写実力を考えてみるイベントだ。

デジタル鑑賞会で上映する映像は、明治学院大学教授で美術史家の山下裕二氏による『円山応挙 ー18世紀京都画壇の革新者から巨匠へ』。
 
コメンテーターとして、京都芸術大学教授・松井利夫氏や現代日本画家でのびなびあーと主宰のベリーマキコ氏、金剛寺住職の中道承碩氏、 京都美術工芸大学名誉教授の安藤眞吾氏らが登場する。進行は、俳優でMC・ナレーターとして活動する亀山貴也氏。近世絵画専門家でない陶芸や現代アート・デザイナーなどの視点で、応挙を考えていく内容だ。


円山応挙の弟子である土岐済美が金剛寺の円山応挙の波濤図を模写した襖絵が、亀岡市篠町の如意寺にある。

それぞれの作品を見比べながら、「どっちが応挙?土岐済美?」の作品当てクイズも実施するという。

2月1日はかつて亀岡にあった仏像について学ぶ

2月1日(日)は、かつて亀岡にあった仏像について知ることができるイベントを開催する。

金輪寺旧蔵 高山寺薬師如来坐像、写真紹介 京都国立博物館寄託

古代、丹波国の中心地であった亀岡には、平安時代に制作された仏像がたくさん残っている。

1月現在、京都市高雄の高山寺所蔵の「薬師如来坐像」、東京国立博物館所蔵になっている「日光菩薩」、東京藝術大学大学美術館所蔵となっている「月光菩薩」は、かつて亀岡市宮前町の金輪寺にあったという。

日光菩薩 白澤陽治制作

月光菩薩模刻 白澤陽治制作

このうち、「日光菩薩」と「月光菩薩」の模刻像の実物が展示される。

元明院旧蔵 阿弥陀如来立像 九州国立博物館所蔵

阿弥陀如来立像 X線スキャン画像 九州国立博物館写真提供

また、1月現在、九州国立博物館所蔵の国指定重要文化財「阿弥陀如来立像」は、かつて旭町の元明院にまつられていた。そのCT画像なども上映され、科学的な視点での鑑賞も楽しめる。

さらに、講演や対談も開催。講演の一つ目は、京都国立博物館学芸部教育室 主任研究員・竹下繭子氏による「亀岡と古代の仏像」。

二つ目は、東京藝術大学大学院美術研究科の白澤陽治氏による「奈良時代の乾漆技法について/木心乾漆像日光菩薩像(東京国立博物館所蔵)及び月光菩薩像(東京藝術大学美術館所蔵)の模刻制作を中心に」。      

対談では、竹下繭子氏と白澤陽治氏が「仏像を語る」をテーマにトークを展開する。

「かめおかの至宝を体感する」を通じて、亀岡が誇る絵師や仏像の歴史を感じてみては。

■かめおかの至宝を体感する
開催日:1月31日(土)〜2月1日(日)
時間:1月31日(土)14:00〜15:30、2月1日(日)13:30〜16:30
会場:ガレリアかめおか 大広間
住所:京都府亀岡市余部町宝久保1-1 ※駐車台数に限りがあるので、なるべく公共交通機関を利用しよう
参加費:無料/事前登録や参加申込の必要はなし
公式HP:https://horiokosukai.com

(淺野 陽介)

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