
勝山電気工事が運営する「ple cafe(プレカフェ)」は、2025年11月に受け入れた中学生の職業体験から生まれた新商品を期間限定で販売。
高崎市内の中学2年生が考案した「ショコラテリーヌ ~アグリウムソース添え~」は、1月の1か月間で52個を販売し、期間限定商品として今期最多の売上を記録する成果を収めた。
電気工事会社が職業体験を行う理由
建設業界では人材不足や若者の業界離れが深刻な課題となっており、仕事の魅力が伝わる場が少ないという現状がある。また、企業と地域住民との接点が限られていることから、会社の価値や想いが十分に伝わっていないという課題も抱えていた。
勝山電気工事では「利用者が本当に喜ぶこと」をすべての判断軸とし、電気工事の枠にとらわれない価値提供を実践している。その一環として、本社敷地内で「ple cafe」を開設。誰もが気軽に立ち寄れる場づくりと職業体験の受け入れを行っている。
データを分析しペルソナを設計
2025年11月、高崎市内の公立中学校が実施する職業体験「やるベンチャーウィーク」にて、中学2年生4人を5日間受け入れた。
体験内容は「カフェの商品開発」。生徒たちは実際の来店データや注文傾向、時間帯別の利用状況などをもとに、自らターゲットとなるペルソナを設定して商品企画が行われた。
数時間に及ぶ議論の末に設定されたペルソナは、「近隣高校に通う高校3年生女子。友人と一緒に、テンションが上がるおしゃれな空間で勉強したい受験生」。この仮説をもとに、「ple cafe」のパティシエールとの綿密な打ち合わせを経て、実際に商品化が進められた。
ターゲットに響いた商品の特徴

開発された「ショコラテリーヌ ~アグリウムソース添え~」480円(税込)は、濃厚なショコラテリーヌにオレンジベースの爽やかな柑橘ソースを合わせ、重すぎず最後まで楽しめる一皿に仕上げられている。
同商品は2025年12月26日(金)~2026年2月14日(土)まで販売され、2026年1月の1か月間で52個を販売したという。さらに、生徒の家族や関係者、実際にペルソナに設定した学生の来店をきっかけに新規顧客の来店が生まれ、店舗の認知拡大にもつながったという。
職業体験が単なる学習機会にとどまらず、実際のビジネスにおいて集客や売上に寄与する結果となった。
企業価値の向上と教育への成果
今回の取り組みを通じて勝山電気工事は、「学生のアウトプットを本気で社会に実装することが、企業価値の向上と新たな顧客創出につながる」という手応えを得たと振り返る。
また、参加した生徒の中には、この体験をきっかけに進路について主体的に考え始め、学習意欲が高まるといった行動の変化が見られたという声も寄せられたそう。企業と教育が連携することで、社会と個人の双方に価値を生み出す可能性が示された。
今後勝山電気工事は「ple cafe」を拠点に、地域イベントや体験型プログラムのさらなる拡充を進めていく方針だ。若者が働くことの面白さを実感できる機会を増やし、地域全体で人材を育てる仕組みづくりに貢献していく。これからも勝山電気工事は理念に基づき、地域と向き合いながら新たな価値創出に挑戦し続ける考えだ。
地域とつながる新しい職業体験の形を実現した、勝山電気工事の今後の取り組みにも注目してみては。
■ple cafe
住所:群馬県高崎市箕郷町下芝661-2
営業時間:11:00〜17:00
公式サイト:https://www.ple-cafe.com
公式Instagram:https://www.instagram.com/ple__cafe
勝山電気工事公式サイト:https://www.katsuyama-ew.com
(丸本チャ子)