― 実測データ×AIで3D空間を自動生成し、設計検討・将来シミュレーション・環境価値の可視化までを支援、渋谷発のグリーンテックモデルを世界へ ―
ミドリク(MiDriq)NbS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:関 隆史、以下ミドリク)は、実測データを基にAIで自然環境・ランドスケープの3Dモデルを自動生成し、設計・シミュレーションを一体で実装するSpatial AIスタートアップとして、
渋谷区のスタートアップ支援「Shibuya Startup Support」の一環である、渋谷国際都市共創機構(以下、「SII」)が運営するスタートアップ認定制度「S-Startups」第3期採択企業に選定されましたので、お知らせいたします。
S-Startupsは、「スタートアップが恐れずに挑戦し続けることができる土壌を作る」というミッションのもと、渋谷から世界に成長するスタートアップを認定・支援しています。

ミドリク(MiDriq)NbS、「S-Startups」第3期採択企業に選定
■ Spatial AIで実装する「緑とWellness」の再設計
ミドリクは、Spatial AIを用いて低コスト・簡易に取得した実測データから、
樹木・ランドスケープの3Dモデルを自動生成し、設計に直接活用できるシステムを構築しています。
さらに、その3Dモデルを設計検討の基盤として、
都市から里山・山林までを対象に、自然環境・ランドスケープがもたらす
「緑とWellness」の価値を、将来シミュレーションと科学的評価を通じて可視化し、
計画・設計に反映することで、都市や緑地空間の再設計を行っています。
従来、緑化計画やランドスケープ設計では、完成後の姿を想定した静的なパース表現に基づく検討が主流でした。
ミドリクは、AIで自動生成した3Dモデルを用いて、将来の樹木成長や緑陰、風環境や微気候の変化をシミュレーションし、人間の快適性や居心地の良さといったWellnessへの影響を事前に評価できる設計プロセスを実現しています。
なお、3Dモデルの可視化・共有においては、3D Gaussian Splatting(3DGS)などの
最新の3D表現技術も適宜活用し、設計検討や合意形成において、リアルタイム性と視認性の高い3D体験を提供しています。
こうしたアプローチにより、ミドリクは、緑化・植栽計画、建築設計、ランドスケープ設計をDX・GXの両面から、設計検討の精度向上と意思決定プロセスの高度化を支援しています。
■ 官民連携・研究機関とともに進める、都市緑化設計DX/GXの実装
こうした再設計の取り組みを支える背景として、ミドリクは国や地域自治体との連携を起点に技術開発を進め、創業1期目から国内外の開発プロジェクトやパートナー連携を通じた社会実装に取り組んできました。代表の関は、ドローンやLiDAR等を活用した三次元測量・解析分野に約10年従事し、公共・民間を含む多数のプロジェクトに携わる中で、都市・自然環境を横断した実装知見を培ってきました。
現在は、こうした実装知見を基盤に、国内外の都市空間やグリーンインフラ関連プロジェクトにおいて、Spatial AIと三次元モデリング/ビジュアライゼーション技術を活用し、緑地空間の計画・設計からグリーンインフラの実装までを技術面で支援しています。
また、大学・国立環境研究所などの研究機関との研究プロジェクトや、国土交通省の民間提案型官民連携モデリング事業、先導的グリーンインフラモデル形成支援事業などを通じて、ドローンやLiDARを用いたSLAM技術、ロボットを活用した樹林・草地・農地・湿地帯の実測データ取得の効率化・無人化にも取り組んできました。
実測データを基にAIで自動生成した3Dモデルを設計に活用することで、感覚や属人的判断に頼らない、
データドリブンな都市緑化・ランドスケープ設計DX/GXを実装しています。
これらの取り組みは、国土交通省・地方自治体業務をはじめ、大手建設コンサルティング会社や建築設計会社等にも採用されています。
■ 環境認証・GX評価・カーボンクレジットに貢献するデータ提供
ミドリクは、ABINC認証、SEGES認定、TSUNAG(優良緑地確保計画認定制度)などの国内制度に加え、SITES、LEED、WELLといった国際的な環境認証においても、各評価基準に対応した緑地・植生・環境性能に関するエビデンスデータの取得・解析および設計検討に資するデータ提供を行っています。
これらの取り組みを通じて取得・解析されたデータは、
都市緑化によるCO2貯留量、雨水浸透・暑熱緩和といった環境評価から、
人間の快適性・Wellnessを可視化する空間評価まで、
環境価値とWellness価値を横断的に捉えるための基盤データとして活用されています
さらに、こうした評価データは、カーボンクレジットやネイチャークレジットを創出する際に必要となる基礎データとしても活用されており、ミドリクは、コンサルティング企業など関係事業者と連携しながら、現場データの取得および継続的なモニタリングを技術面で支援しています。
■ 設計で終わらない、地域の過疎化に対応する維持管理・運用まで含めたDX
ミドリクの取り組みは、計画・設計に留まらず、施工後の維持管理・運用までを一体で捉えている点も特徴です。
設計段階で生成した3Dモデルは、施工後の維持管理やモニタリングにも活用され、実空間と連動したランドスケープのデジタルツインとして機能しています。
ドローン、ロボット、人工衛星等を組み合わせ、都市緑地から里山・山林までの状態を継続的にモニタリングし、管理業務の効率化・自動化・無人化を支援しています。これにより、地域の高齢化・過疎化に起因する管理人材不足によって生じる耕作放棄地や放置林の拡大を抑制するとともに、持続的な維持管理に向けたコスト削減にも寄与します。
■ 代表取締役 関 隆史 コメント
今回の採択を受け、ミドリク代表の関は、「パースや2次元図面など静的な完成イメージに基づく従来の設計から、AIによる3Dの将来シミュレーションと評価を通じて、環境価値や人間のWellnessを設計に反映する取り組みを重ねてきました。今回のS-Startups採択を機に、渋谷を起点に得られる実装知見を磨き上げ、自然と人が心地よく共存できる都市モデルを、世界に向けて発信していきたいと考えています。」と今後の展望を述べています。
■ 協力会社・パートナー企業募集
現在、ミドリクは、自然環境と人間のWellnessの調和を目指したまちづくり・建築設計・ランドスケープ設計を志向する建築設計会社・ランドスケープ設計会社・各種コンサルティング会社様(環境コンサル、カーボンクレジット創出支援コンサル・情報開示支援コンサル)との協業を進めています。ご関心をお持ちいただける場合は、以下問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。
■ 会社概要
会社名:ミドリク(MiDriq)NbS株式会社
代表者:代表取締役 関 隆史
所在地:東京都渋谷区
会社HP:https://midriq.com/
事業内容:
・地上レーザー/SLAM/ドローン/衛星データを用いた、Spatial AI・3D設計のための実測データ取得・解析サービス
・Spatial AI/3DGS技術を活用した都市・自然環境の3D可視化・環境価値の可視化サービス
・AIによる点群データ処理の自動化および3Dモデル/設計図面の自動生成サービス
・環境認証・カーボンクレジットの評価・算定・申請に用いられるエビデンスデータの取得・解析・データ加工
・ドローン・ロボットによる自然環境調査・維持管理業務の無人化・自動化に関する技術開発
■各種お問合せ先
下記のメールアドレス、あるいはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
・メールアドレス:info@midriq.com
・お問い合わせフォーム:https://midriq.com/#contact