単身高齢化による「身元保証の空白リスク」を都道府県・都市圏別に可視化。自治体・ケアマネジャー・メディア向けの調査レポート(PDF)を無料公開。

一般社団法人あんしんの輪(代表理事:田中 明弘)は、2026年6月28日、単身高齢者の急増を背景とした「家族による身元保証が困難な要介護・要支援高齢者数」に関する独自の推計レポートを公開いたしました。
本推計により、全国で約52万人の要介護高齢者が、施設入居時に身元保証人が確保できず実務的な壁に直面するリスクを抱えていることが明らかになりました。
▼ 詳細ページはこちら
https://www.ansinnowa.net/research/nursing-home-guarantor-research/
▼ PDFレポートはこちら
https://www.ansinnowa.net/cms/wp-content/uploads/2026/07/ansinnowa-nursing-home-guarantor-research-2026.pdf
【本推計レポートの3つのハイライト】
- 全国で約52.1万人の要介護・要支援高齢者が、施設入居時に「身元保証人がいない」という制度的障壁に直面するリスク層であると推計(2026年版)。
- リスク層は大都市圏に集中しており、東京圏で約14.8万人、大阪圏で約10万人に上る。
- 高齢者の生活支援や地域包括ケアシステムを検討する自治体・福祉関係者向けに、都道府県別・都市圏別の詳細データを無料公開。
■ 推計の背景と目的
超高齢社会と単身世帯の増加が加速する日本において、介護施設や高齢者住宅への入所時に求められる「身元保証人(連帯保証人・身元引受人等)」の確保が、極めて深刻な社会課題となっています。
これまで「身寄りのない高齢者数」というマクロな人口データは存在していましたが、実際に介護が必要になり、施設入居という人生の転機において「身元保証人がいないために住まいや介護サービスを確保できない」という具体的なリスク層の規模を、地域別に可視化したデータは存在していませんでした。
そこで、シニア向けの生活支援・身元保証サポートを提供する一般社団法人あんしんの輪は、公的機関および民間シンクタンクの最新統計を掛け合わせ、地域ごとの潜在的な支援ニーズを把握するための独自推計を行いました。
■ 主な推計結果
【全国推計】52万人超が施設入居時の保証要件に直面
身寄りがなく、要介護(要支援)認定を受けており、かつ施設側が身元保証人を求めることで入居ハードルに直面する高齢者の潜在数は、全国で推計520,600人に上ります。これは鳥取県の総人口にほぼ匹敵する規模であり、極めて深刻な実務的課題です。
【都市圏別】大都市圏に集中する身元保証の空白リスク
東京圏と大阪圏への集中が顕著であり、全国推計の半数近く(約47.6%)がこの2大都市圏で発生しています。核家族化や単身化が最も進行しているエリアにおいて、親族のサポートネットワークが急速に失われている実態が浮き彫りになりました。


【都道府県別】リスク層の絶対数ランキング
都道府県別の絶対数を見ると、東京都(約6.7万人)、大阪府(約5.4万人)、神奈川県(約3.5万人)が上位を占めており、施設入所の供給と需要のバランスが最も逼迫しやすいエリアが明確化されています。

■ レポートの活用と引用について
本レポートのデータ、推計結果、および図表は、出典元(一般社団法人あんしんの輪)を明記のうえ、該当ページへのリンクを設置いただくことで、メディアの記事、自治体等の各種資料、ブログ等で自由にご利用・ご引用いただけます。
▼ 詳細ページはこちら
https://www.ansinnowa.net/research/nursing-home-guarantor-research/
▼ PDFレポートはこちら
https://www.ansinnowa.net/cms/wp-content/uploads/2026/07/ansinnowa-nursing-home-guarantor-research-2026.pdf
■ 法人概要
一般社団法人あんしんの輪は、高齢者の皆様が安心して生活を送るための総合的なシニアサポート(生活支援、身元引受等)を提供する法人です。
法人名:一般社団法人あんしんの輪
代表理事:田中 明弘
事業内容:高齢者向けの生活支援、身元保証サポート、終活支援に関する事業
公式サイト:https://www.ansinnowa.net/