トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

東京大学 松尾・岩澤研究室

東京大学 松尾・岩澤研究室、Worldの分散型「人間証明」ネットワークに参画

このエントリーをはてなブックマークに追加

AI時代において「人間であること」を証明する、次世代社会基盤の構築へ

東京大学 松尾・岩澤研究室は、Worldが推進する分散型人間証明プロトコル「World ID」を支えるAMPC(匿名化マルチパーティ計算)ネットワークの独立ノードとして参画することを発表しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000160362.html

■ 背景
生成AIやAIエージェントの進化により、オンライン上のやり取りにおいて「相手が人間かAIか」を判別することが、従来の技術では困難になりつつあります。キャプチャ認証やチューリングテストはすでに有効性を失い、人間を対象とした制度がAIによって悪用されるリスク、ディープフェイクを用いた詐欺被害の拡大、AIが生成した偽情報の連鎖など、こうした課題が現実のものとなりつつあります。
この状況に対し、「AIを制限するのではなく、人間側に一意性を持たせる」という逆転の発想から生まれたのが、Worldが提供する「人間証明(Proof of Humanity)」の仕組みです。東京大学 松尾・岩澤研究室は、この構想の技術的意義と社会的必要性に強く共感し、今回の参画を決定しました。

■ 実施内容
AMPCネットワークは、特定の企業や政府に依存しない分散型の設計が特徴です。東京大学 松尾・岩澤研究室は、UCバークレーのCenter for Responsible Decentralized Intelligence(RDI)、フリードリヒ・アレクサンダー大学、KAISTなどと並び、グローバルに信頼性の高い独立機関のひとつとして、このネットワークの一ノードを運営します。
WorldおよびTools for Humanityはいずれも計算プロセスに関与しない設計となっており、研究機関が運営することによって生まれる中立性と透明性が、この仕組みの信頼性を支える重要な柱となります。松尾・岩澤研究室は、中立な立場である学術機関として、その安定的な運用に貢献します。

■ 松尾 豊 教授 コメント
生成AIやAIエージェントが急速に進化する今、画面の向こう側にいるのが「人間」か「AI」か判別することは、既存の技術では難しく、今後極めて重要なテーマになると考えます。こうした中で、Worldが提供する「人間証明」が、今後の情報システムを支える不可欠な基盤になることを期待します。

■ World について
Worldは、世界最大で、あらゆる人に開かれた“実在する人間のネットワーク”を構築することを目指しています。本プロジェクトは、Sam Altman、Max Novendstern、Alex Blaniaによって構想され、AI時代における「人間であることの証明」「金融インフラ」「人と人とのつながり」をすべての人に提供することを目的としています。https://world.org/ja-jp
■ Tools for Humanityについて
Tools for Humanity(TFH)は、AIが急速に普及する時代において人間を中心に据えたシステムを構築するために設立されたグローバルテクノロジー企業です。Sam AltmanとAlex Blaniaによって共同創業され、World IDおよびWorld Appの開発・運営を行っています。本社は米国・サンフランシスコおよびドイツ・ミュンヘン。toolsforhumanity.com
■ 東京大学 松尾・岩澤研究室について
東京大学 松尾・岩澤研究室では、「知能を創る」ことをビジョンに掲げ、ディープラーニングの研究を推進しています。世界モデルやロボット研究、大規模言語モデル、脳×AIに関する研究を進めるとともに、基礎研究成果の社会還元にも注力し、講義・企業との共同研究・学生起業家育成支援にも取り組んでいます。 https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/
■ お問い合わせ
東京大学 松尾・岩澤研究室 広報担当
pr@weblab.t.u-tokyo.ac.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事