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高橋金属株式会社

【高橋金属株式会社】EV向けアルミ部品の洗浄品質向上へ非鉄金属専用の電解水生成装置「アルミーズ」を開発

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非鉄金属用アルカリ性電解水生成装置「アルミーズ」(Almieez)を新シリーズにラインアップ 9月から受注開始

― pH安定制御で洗浄品質の安定化と最大約50%省エネ、排水量最大約70%削減を実現 ―

高橋金属株式会社(本社:滋賀県長浜市、代表取締役社長:高橋康之)は、同社環境商品事業部が展開する工業用アルカリ性電解水生成装置の新シリーズとして、非鉄金属用アルカリ性電解水生成装置「アルミーズ」(Almieez)を開発しました。EVやAIサーバー向けなどでアルミニウム合金部品の採用が拡大する中、アルミーズは、アルミニウム合金など非鉄金属部品の洗浄に適した弱アルカリ性電解水を安定して生成し、洗浄品質の安定化と環境負荷の低減に貢献します。アルミーズは、非鉄金属部品の洗浄工程に向けた新製品として、9月より受注を開始します。


非鉄金属用アルカリ性電解水生成装置「アルミーズ」

■ 開発の背景
当社は1999年に工業用アルカリ性電解水生成装置および電解水洗浄システムを開発し、製造・販売を開始しました。アルカリ性電解水を洗浄水として用いることで、洗剤や有機溶剤を使用せずに金属部品を洗浄できるため、環境負荷の低減とランニングコスト削減につながる洗浄システムとして、自動車部品や機械部品などの洗浄工程で導入が進んでいます。これまでに国内外で累計3,600台以上を出荷しています。
近年、自動車部品ではEV化に伴う軽量化を背景に、アルミニウム合金製部品の採用が増加しています。一方、アルミニウム合金は洗浄条件によっては変色や腐食が生じる場合があり、洗浄水のpHを9前後の弱アルカリ性に安定して保つことが重要です。従来の標準機「TIWS-IW」シリーズでも弱アルカリ性電解水の生成は可能でしたが、原水水質などの変動によりpHが変化し、洗浄後の表面色調に影響する場合がありました。こうした背景から、弱アルカリ性電解水のpHをより安定して生成できる装置へのニーズが高まっています。

■ 開発のポイント
アルミーズでは、原水水質の変化が生じた場合でも生成水のpHを安定させるため、電解条件制御および電解水流量制御を見直しました。さらに、各種パラメータに基づく動的フィードバック制御を採用することで、非鉄金属部品の洗浄に求められる弱アルカリ性電解水を、従来よりも安定して生成できるようにしました。

■ 主な特長
- 設定pHに対して±0.1の精度でアルカリ性電解水を安定生成

内蔵pHセンサーで生成水のpHを常時監視し、設定pHに対して動的フィードバック制御を行います。これにより、設定値に対して±0.1の精度でアルカリ性電解水を安定生成します。内蔵pHセンサーを使用しない場合でも、電解条件の安定制御により初期設定値を維持する方向で運転し、必要に応じてタッチパネルから電解条件を補正できます。

水質変化時のpH安定性 従来製品との比較

- 当社従来機種比で最大約50%の省エネを実現

電解電流制御方式と電源回路を一新し、装置全体の消費電力を削減しました。原水水質、設定pH、生成流量バランスなどの条件により効果は変動しますが、当社従来機種と比較して最大約50%の省エネ効果が期待できます。

電解水生成時の消費電力 従来製品との比較

- 弱アルカリ性電解水生成時の中性排水量を最大約70%削減

従来機種では、アルカリ性電解水と同量の中性排水を排出していました。アルミーズでは、pH安定化制御により中性排水量を抑制し、弱アルカリ性電解水生成時(pH8.0~10.0)に中性排水量を最大約70%削減します。

弱アルカリ性電解水生成時の中性排水量 従来製品との比較

- 電解質を使用せずにpH8.0~10.5のアルカリ性電解水を生成可能

一般的な水道水を原水とする場合、電解質を使用せずにpH8.0~10.5のアルカリ性電解水を生成できます。洗浄ワークへの残留成分を抑えられるほか、電解質薬品の使用量削減にもつながります。

- 電解質添加機能によりpH12程度の強アルカリ性電解水にも対応

オプションの電解質添加ポンプを使用し、炭酸カリウムや炭酸ナトリウムなどを原水に添加することで、pH12程度の強アルカリ性電解水も生成できます。

※本装置は幅広いpHのアルカリ性電解水を生成することができますが、アルミニウム合金等の非鉄金属には弱アルカリ性( pH8.0~10.0 程度)での使用を推奨します。

■ 基本仕様
[表: https://prtimes.jp/data/corp/185851/table/7_1_4b5c47f2e826017118bca62212cb5297.jpg?v=202608260445 ]
注1 原水の水質や生成条件により変化します。本仕様では原水水質を全硬度60ppm程度、電気伝導度10mS/m程度、P酸度10mg/L程度と想定しています。カッコ内の数値は流量設定を変更した場合の値です。保証値ではありません。
注2 設定値に対してのpH安定後の変動幅です。生成条件により変動します。保証値ではありません。

これらの仕様は予告なく変更することがあります。
■ 今後の展開
アルミニウム合金をはじめとする非鉄金属部品は、電気自動車の軽量化に加え、AIサーバーなどで使用される電源・放熱関連部品、航空宇宙分野の部品など、放熱性や軽量性が求められる幅広い産業分野で使用が広がっています。アルミーズは、こうした非鉄金属部品の洗浄工程において、弱アルカリ性電解水を安定して供給することで、洗浄品質の安定化と環境負荷の低減に貢献します。
高橋金属は、今後も電解水技術と洗浄技術を通じて、非鉄金属部品をはじめとする多様な洗浄ニーズに対応し、ものづくり現場の品質向上と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

■ 注記
※1 設定pHに対する±0.1の制御精度は、内蔵pHセンサー使用時(オプション)の当社評価条件に基づきます。
※2 省エネ率および排水量削減率は、当社従来製品との比較値です。原水水質、設定pH、生成流量バランス、運転条件などにより変動します。
※3 電解質を使用しない場合の生成可能pH範囲は、原水水質により変動します。一般的な水道水は、全硬度60ppm程度、電気伝導度10mS/m程度、P酸度10mg/L程度を想定しています。

■ 会社概要
会社名:高橋金属株式会社
所在地:滋賀県長浜市細江町864-4
代表者:代表取締役社長 高橋康之
https://www.takahasi-k.co.jp/company/

■ 本件に関するお問い合わせ先
高橋金属株式会社 環境商品事業部 営業サービス課
TEL:0749-72-8347
https://www.takahasi-k.co.jp/contact/eco.php

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