就活生の51.4%が「給与」を重視、一方でやりがい重視層には強い意識があると判明し学生の仕事観に“ねじれ” 「幸せに働く」を考えるZINE制作を背景に就活における意識調査を実施

葬祭業にむけ人事コンサルティングや広報支援といったサービスを通して企業様が“いい会社”となるサポートを行っている、つむぎ株式会社(本社:東京都、代表取締役:前田亮)(以下・つむぎ)は就職活動を控える大学生に向け、やりがいのある働き方を伝えるため、【“働く”がちょっと楽しみになるZINE『“幸せに働く”を、見つけにいこう。』】を発行しました。
ZINEは、学生イベントにて大学生3000人へ配布、またつむぎメンバーの母校を中心に冊子約260部、チラシ約90部を送付しています。
【“働く”がちょっと楽しみになるZINE『“幸せに働く”を、見つけにいこう。』】のきっかけにあったのは、HR開発室で活動する担当メンバー・門前の想いでした。
担当者は学生の頃、会社の知名度や安定性などで雇用先を決め、後悔があったといいます。

HR開発室・門前みほ
「自己分析や他己分析を重ねる中で、営業職に挑戦したいという想いを持って入社しました。しかし実際にはその希望が叶うことはありませんでした。もちろん多くの学びや成長の機会はありましたが、自分のやりたいことに挑戦できる環境ではなかったと感じています。」
そしてつむぎで働く中でやりがいのある仕事の充実感を知り「就職先を選ぶ際、やりがいで会社を選ぶという方法も良いのでは?」と考えるようになったのです。
また本リリースにあたり、担当者の仮説を裏付けるため、学生が持つやりがいへの意識調査を行いました。
調査概要
調査対象:就労・就職を想定する現役世代 20~29歳・学生 調査方法:インターネット調査 調査期間:2026年3月5日~3月12日 有効回答数:253件
本調査は、新卒における就活時に選考の軸となる考え方、また”やりがい”に対する意識の程度を明らかにすることを目的に実施しました。
調査サマリー
・就職先を選ぶ際に重視しているのは「給与・年収」。約半数が回答。
問1には「就職先を選ぶ際、特に重視している項目をすべて選んでください」という問を複数回答可で用意。さらに問2は「Q1で選んだ中で、最も重視しているものを1つ、教えてください。」という問にしている。
調査の結果、学生の51.4%は「給与・年収」で就職先を選んでいるということがわかった。最も重視している項目としても「給与・年収」は1位であり、就職先選びにおいて重要な事柄であることがわかった。
「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」は約4割と、今回用意した9つの選択肢の中では5位にランクイン。一方で最も重視している項目としては2位に位置した。このことから「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」を就活において考慮する学生は、その項目を強く意識する、つまり“やりがいを重視する学生は本気度が高い”という状況があると考えられる。こうした問1と問2のねじれは、他の選択肢に見られない特殊な状況であった。
・仕事のやりがいについて「はっきりと説明できない学生」が8割を超える
就活・就職を控える学生に仕事のやりがいについて聞いたところ、8割が「はっきりと説明できない」と回答。多くの学生が「なんとなく」でやりがいについて考えを巡らせているという状況が浮き彫りに。
・「やりがい」を考える機会が少ないのは「実際に働いてみないと分からない」から
やりがいに想いを巡らせる機会が少ない理由として、「実際に働いてみないと分からない」という回答が26.9%となった。採用ページや採用広報において、働いた際の具体的なイメージの発信が重要だとわかった。
仕事におけるやりがい “重視する学生は本気度が高い”という状況

問1において就職で重視する事柄を複数回答可で質問すると「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」について36.4%の学生が重要だと回答しました。これは今回用意した9つの設問のうち5番目の数値です。

一方で問2では複数回答した中で最も重視する項目を回答するアンケートを取りました。すると「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」と回答した学生は20.2%となり、9項目中2位となっています。
この問1・問2のねじれから就職活動において「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」を重視することは、一部の学生であるものの、その一部の学生にとってはとても重要な事柄だということが読み取れました。やりがいを重視する学生の、やりがいへの本気度は本物だと捉えられます。
一方従来、仕事のやりがい・働きがいとセットで語られることの多かった“成長”の要素が含まれる「成長できる環境」の設問は、問1・問2ともに低順位でした。若い世代にとって、自身の成長は、仕事のやりがい・働きがいに含まれない可能性が考えられます。
やりがいについてはっきりと語ることのできる学生は1割強

問3においてやりがいについて説明できるか質問したところ、「はっきりと説明できる」とした学生は13.4%に留まりました。もっとも多かった回答は「イメージはできるが説明できない」で44.3%でした。
この結果から、学生はやりがいについてこれまでの生活でなんとなくの雰囲気を掴んでいるものの、言語化できるまでに考えを巡らせることができていない状況にあると考えられます。
そうした状況でやりがいを求め企業へ就職することは、学生と企業の間に大きなギャップを生み出します。このギャップが早期退職や休職といった労働問題を引き起こしているのかもしれません。
やりがいを考えにくいのは、考えても仕方がないから?8割の学生が「やりがいを考えるためのコンテンツ」を求める

やりがいについて考える際の障壁となっている要素については「実際に働いてみないとわからない」という回答が最も多く、26.9%でした。学生の立場からするとやりがいを重視しようとしても、働いてみなければ判断のしようがないと考えられているようです。

また最終問では「『仕事のやりがい』を具体的に考えるための情報やコンテンツを参考にするか?」と質問。約8割の学生がやりがいを考えるためのコンテンツを求めているとわかりました。
すでに働いている社員の様子を届ける際には、これまでよりも情報の質を高めていく必要があるでしょう。またインターンやアルバイトなどを用い、実際に働くことができる仕組みを整えておくことも有効と考えられます。
まとめ
今回の調査では、就職先選びにおいて「給与・年収」を重視する学生が半数を超え、依然として待遇面が重要な判断基準であることが明らかになりました。
一方で、「やりがい・自分や社会にとっての仕事の意義」を重視する学生も一定数存在し、特にそれを選択した学生にとっては最も重要な項目として強く意識されていることが分かりました。つまり、人数としては多数派ではないものの、やりがいを重視する層にとっては就職先選びの中心的な価値観となっている可能性があります。
また、やりがいについて「はっきりと説明できる」と回答した学生は1割強にとどまり、多くの学生がやりがいを十分に言語化できていない実態も浮かび上がりました。「実際に働いてみないと分からない」という理由から、やりがいを具体的に考える機会が少ないという回答も多く見られました。
こうした結果から、学生は一度やりがいに触れれば、強く意識する傾向にあるものの、その情報や機会が不足している可能性が考えられます。
企業側には、実際に働く社員の姿や仕事の意味、社会との関わりなどを具体的に伝えることが求められています。働く人の想いや仕事の背景を伝えることは、学生が自分なりの「やりがい」を考えるきっかけになるでしょう。
今回制作したZINE『“幸せに働く”を、見つけにいこう。』もそうした機会の一つとして、学生が仕事のやりがいについて考えるためのヒントを届けることを目的としています。
質問・回答一覧








担当者コメント
「学生からよく聞く『実際に働いてみないと分からない』という声は、もっともだと思います。実際に働く中で、初めて自分に合う仕事ややりがいに気づくこともありますし、まずは挑戦してみることも大切です。
一方で、やりがいが発揮されやすい環境には共通点もあると感じています。それは、自律性があること、成長を実感できること、そして自分の仕事が社会とつながっているという目的意識を持てることなどです。
学生のうちは『自分にとってのやりがい』や成長への意欲がぼんやりしているのは当然のこと。だからこそ、さまざまな分野に挑戦できる環境や、自分の得意や好きを深めることができる環境を選ぶという視点も大切だと思います。
このZINEを通して、働くことのリアルや、仕事の中で感じられる充実感について少しでも伝えられたらと考えています」
“働く”がちょっと楽しみになるZINE『“幸せに働く”を、見つけにいこう。』が変えた、大学生の意識
ZINEは、学生イベントにて大学生3000人へ配布、またつむぎメンバーの母校を母校を中心に冊子約260部、チラシ約90部を送付しました。加えてオウンドメディアにてデジタル版も公開しています。

noteに公開しているデジタル版(https://note.com/tsumugi_inc/n/n54d053a7902d)
ZINEを読んだ岡山県の大学に通う19歳の女子学生からはこんな声をいただくことができました。
「これまで社会人の一日の様子をSNSなどで見てきて、働くことは大変でしんどいものというイメージを持っていました。
でも、この資料に出てくる先輩たちはとても楽しそうで、『働くってこういう形もあるんだ』と感じました。
特に、コツコツ積み重ねた努力を認めてもらえる環境という言葉が印象に残りました。
これまでダンスを続けてきて、辛いこと、苦しいことがたくさんあった中で、仲間とつくり上げた作品を評価してもらえたり、努力の成果を認めてもらえたことがとても嬉しかった経験があるので共感したのかなと思います。
今回このZINEを読んで、自分がこれまで何が楽しかったか、嬉しかったかを考えることができて、働く仲間と一緒に辛いこと苦しいことも乗り越えて楽しく頑張れる環境、会社や仕事を他に探してみてもいいかもなと思えました。ZINEを読むことができてよかったです。ありがとうございました」
“働く”がちょっと楽しみになるZINE『“幸せに働く”を、見つけにいこう。』企画責任者・門前みほコメント

「やりがいについて考える機会は、意外と学生時代には多くありません。就職活動も年々早期化が進み、「就職すること」そのものがゴールになってしまう場面も少なくないように感じます。
しかし社会人になると、仕事は一日の中でも多くの時間を占めるものになります。だからこそ、働くことは人生そのものと言っても過言ではないのではないでしょうか。
限られた時間を少しでも有意義に使い、働くことがやりがいや充実感につながり、人生がより幸せなものになるように。そんな納得のいく選択ができるよう、このZINEが少しでもヒントやきっかけになれば嬉しいです」
つむぎ株式会社について
「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」というVission(Vision×Mission)を実現するために、HRブランディング事業、カケハシ事業という2つの事業を通して、企業の持続的な成長・”いい会社”づくりに貢献しています。
具体的には研修・理念浸透ワークショップの企画・実施、社員の想いを言葉にするパーソナルブランドブック制作など様々なサービスを展開。Vissionのもと、お客様の人事課題にアプローチしています。
【会社概要】
会社名: つむぎ株式会社
所在地: 〒140-0014 東京都品川区大井1丁目6-3 アゴラ大井町ビル3階
代表者: 前田 亮
設立 : 2020年1月
URL : https://tsumugi-mirai.jp/
note : https://note.com/tsumugi_inc/