AI活用が進む英語試験学習において、学生が求める教材・サービスの実態とは
Socra AI Inc.(旧Riiid Inc.、東京都中央区、代表:文鎔柱)は、進学・留学を目的として英語学習をする18歳~25歳の学生406名を対象に「英語試験学習におけるAI活用と教材選びに関する実態調査」を実施しました。
近年、生成AIの普及により、英語試験学習においてもAIを活用する学生が増えています。一方で、AIの回答精度や信頼性についてはさまざまな議論がある中、学生がAIを学習にどのように取り入れ、どのような価値や課題を感じているのかを把握することを目的に、本調査を実施しました。
その結果、半数を超える学生が英語試験学習にAIを活用している一方で、約3人に1人が「AIの回答の正確性」に不安を感じていることが分かりました。また、AIを活用する学生が増える中でも、教材選びや学習方法には「信頼性」や「本番に近い学習環境」が重視されていることが明らかになりました。

■英語試験学習にAIを活用している学生は半数以上
「英語の試験学習にAIを活用していますか?」(n=406)では、「積極的に使っている」が19%、「時々使っている」が35%となり、合わせて54%となりました。AIを学習に取り入れる学生が半数を超え、AIは英語試験学習においても身近な学習ツールとして定着しつつあることがうかがえます。

■AIの活用方法では「単語の意味や使い方を教えてもらう」が26%で最多
Q1で「積極的に使っている」「時々使っている」と回答した人のうち、「AIを使ってどのような学習をしていますか?」(n=217)では、「単語の意味や使い方を教えてもらう」が26%で最多、次いで「問題文の翻訳をしてもらう」が24%でした。それ以外に、「模範的な解答例を出してもらう」14%、「解答の添削をしてもらう」13%、「解答のアイデア出しをしてもらう」13%など、単語や翻訳だけでなく、解答作成や添削など幅広い用途でAIが活用されていることがわかりました。

■AIを活用する学習者の3人に1人がAIの回答の正確性に不安
Q1で「積極的に使っている」「時々使っている」と回答した人のうち、「AIを使った学習で不便に感じる点はありますか?」(n=217)では、「生成された問題や解説が正しいかわからない」が31%で最多、次いで「添削や解説が公式の採点基準に沿っているかわからない」が19%でした。AIを学習に活用している学生の中でも、回答の正確性や採点基準との整合性に不安を感じる声が多いことがわかりました。
また、AIを活用した英語学習と公式教材・本番の試験との差については、「使われる表現や単語などが異なる」が24%で最も多く、出題形式や採点基準にも違いを感じる回答が見られました。

■英語試験学習の教材選びでは、本番の試験に近い問題や公式教材を重視する人が46%と最多
「英語の試験学習の教材やサービスを選ぶ際、どんなことを最も重視しますか?」(n=406)では、「実践(本番の試験)に近い問題や学習ができること」(26%)、「公式の問題や教材であること」(20%)が上位を占め、合わせて46%となりました。AIの活用が広がる一方で、価格や問題数よりも、試験本番を見据えた実践性や、公式教材を重視する傾向が見られました。

■公式教材・サービスへの利用意向は75%
「英語の試験学習は、公式の教材やサービスを利用したいと思いますか?」(n=406)では、「とてもそう思う」が22%、「そう思う」が53%となり、合わせて75%となりました。AIを活用した学習が広がる中でも、学生の4人に3人が公式教材・サービスを利用したいと考えており、公式コンテンツへの高いニーズがうかがえる結果となりました。

■公式教材・サービスを利用したい理由は「信頼できるから」が47%で最多
Q6で「とてもそう思う」「そう思う」と回答した人を対象に、「なぜ公式の教材やサービスを利用したいと思いますか?」(n=308)と質問したところ、「信頼できるから」が47%で最も多く、次いで「本番に最も近い学習ができると思うから」が40%となりました。AI学習が広がる中でも、学習者は公式教材・サービスに対して「信頼性」や「本番に近い学習環境」を求めていることが分かりました。

今回の調査では、英語試験学習にAIを取り入れる学生が半数を超え、AIが学習スタイルの一つとして定着しつつあることが明らかになりました。一方で、AIの回答の正確性や採点基準への不安も多く挙げられ、学習の最終的な判断基準としては「信頼できる情報」であることを重視する傾向が見られました。AIと公式教材・サービスは対立する存在ではなく、それぞれの強みを活かしながら学習を進めたいという学生の実態がうかがえる結果となりました。
■ETS Japanのコメント
ETSは、TOEFL(R)テストなどを開発・運営する世界最大級の教育評価機関です。
昨今、学習方法も多様化するなか、ご自分にあったやり方で効率的にTOEFL学習をすすめていただくのはとても重要だと考えています。今回の調査結果からも、多くの学習者が公式教材を活用したいと考えていることが分かりました。今後もETSは、学習者が信頼性の高い公式コンテンツを活用できる環境づくりを支援してまいります。
ETS Japan合同会社 カントリーマネージャー 塩崎修健 氏
■調査で見えた課題に応える学習サービス
Socra AIは、ETS公式パートナーとして、公式模擬試験や公式の採点モデルを搭載したTOEFL対策アプリ「Santa TOEFL」を提供しています。公式コンテンツの信頼性と、AIを活用した効率的な個別学習を組み合わせることで、本番を見据えた学習を支援します。
「Santa TOEFL」では、ETS公式コンテンツによる学習に加え、AIチューターによる問題ごとの添削やフィードバックを回数制限なく利用できます。また、AIが予測スコアを算出し、一人ひとりの苦手分野や目標スコア、受験予定日に応じた学習内容を毎日提案します。
また、TOEFL iBT(R)受験チケットが初回特典として付帯する3か月プランを32,000円(税込)で提供しています。受験チケットに加え、公式コンテンツやAI学習機能を3か月利用できるため、受験費用と学習をまとめてサポートするプランとなっています。
https://lp.aitutorsanta.com/releaseCP-1
※価格、特典は本リリース配信日時点のものです。変更となる場合があります。
※TOEFL iBT(R)受験チケットは初回契約時の特典です。
※本プランは3か月ごとに自動更新されるサブスクリプションプランです。
■調査概要
調査方法:インターネット調査(調査会社:Fasask)
調査期間:2026年7月21日~同年7月28日
調査対象:進学・留学を目的として英語学習をする18歳~25歳の学生
有効回答数:406名
※本文およびグラフ内の設問番号は、実際の調査票における設問番号を示しています。
■Socra AI Inc.について
Socra AI Inc .は、独自のAI技術力を基盤に革新的な学習経験ソリューションを提供するAIEd(AI in Education)分野のリーディングスタートアップです。2017年にTOEIC試験のためのAI学習ソリューション「Santa」をローンチし、AI教育市場の幕を開けました。その可能性を認められ、2021年5月にソフトバンク・ビジョン・ファンド2からの資金調達に成功し、グローバル市場での成長性も証明しました。2023年12月には「リアルクラス」でよく知られている韓国の英語学習コンテンツ会社「クオルソン(Qualson)」を買収し、学習コンテンツ制作・提供ノウハウまで確保し、持続的な成長に乗り出しています。