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株式会社Leach

荷札作成工数を90%削減 ── 東京シェア約9割の建設資材メーカー・株式会社リキマンが「Leach 生成AI顧問」で実現した業務改革

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大型建設現場向け挟締金具で国内トップクラスのリキマンが、月額顧問契約で荷札の自動化・検収書のデジタル化・IT調達コスト約10万円削減を8ヶ月で達成

大型建設現場では東京シェア約9割を誇る株式会社リキマン。2025年7月に「Leach 生成AI顧問」を導入し、約8ヶ月で荷札作成工数90%削減をはじめとする成果を上げています。東京支店長の磯田猛仁様とソリューション室の西川元基様に、導入の経緯から現在の成果、今後の展望までを伺いました。
成果サマリー(約8ヶ月)

◆ 実績
90% 荷札作成の工数削減 / 17名+ 社内AI利用者 / 10万円 IT調達コストの見直し
◆ 目標(取り組み中)
50-60% 検収書の工数削減 / 50% 検収書→伝票→請求書の工数削減
本事例で導入いただいたサービスについて詳しくはLeach 生成AI顧問をご覧ください。
企業プロフィール

[表: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/24_1_160a2bdaa134663e23530e30636d3d0c.jpg?v=202604271045 ]
インタビュイー:
磯田 猛仁(いそだ たけし)様 ― 東京支店長。営業・開発・ソリューション室(IT部門)の立ち上げ・室長を兼務。
西川 元基(にしかわ もとき)様 ― ソリューション室所属のITエンジニア。管理と現場の両方を担当。
1. リキマン金具とは ── 六本木ヒルズも

支える「見えないインフラ」
冨永:リキマン様の事業内容を改めて教えてください。
磯田様:当社は建設用の挟締金具「リキマン金具」を開発・製造・販売しています。作業構台──建設現場で大型の重機や資材を載せるための仮設構造物を設置するときに使う金具です。
冨永:溶接やボルト締めと比べて、どのくらい違うものですか?
磯田様:作業構台の設置・解体のスピードが溶接やボルト締めと比べて30~50%速いです。大規模現場ほどメリットが出やすくて、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、東京ミッドタウン──こういったランドマークの建設現場でもリキマン金具が使われています。
冨永:東京での市場シェアは?
磯田様:建築の大規模ビルにおける挟締金具のシェアで言えば、東京では約9割ですね。
2. 導入前の課題 ── 手作業中心の業務に感じた限界
AIに目覚めたきっかけ
冨永:生成AIに興味を持たれたきっかけは?
西川様:YouTubeの書籍解説で紹介されていた本がきっかけです。当社はこれまで人力でさまざまな課題に向き合ってきましたが、「目の前の事も大事だが会社の先を考える人が多いほど、良い会社になる」という視点がより重要だと感じています。人が担わなくてもよい業務はAIに任せて、人は判断や創意工夫に集中すべきだと。
最初のChatGPTの履歴を見返したら、「事務の負担削減」と書いていましたね。最初から業務効率化が目的でした。
導入前に抱えていた3つの課題

冨永:導入前、特に課題だった領域は?
西川様:大きく3つです。
1. 検収書が手書き
東京拠点だけで1日10件の検収書が発生します。大阪は独自にExcelベースでデジタル化していましたが、他の拠点は全部手書きでした。写真の選別・添付も含めるとかなりの工数です。
2. IT調達コストの適正判断が難しい
磯田様:IT機器の見積もりについて、適正価格かどうかを判断する基準がなかったんです。代理店から出てきた金額をそのまま受け入れるしかない状況でした。
西川様:「もう少し安くならないか」とは感じていましたが、比較材料がないと交渉もしづらいんですよね。
3. 基幹システムのカスタマイズにおけるコミュニケーション
西川様:リース在庫管理の基幹システムについて、開発元と連携しながらカスタマイズを進めています。ただ、業務要件のすり合わせに時間がかかることがあり、スケジュール通りに進めるためのコミュニケーションの仕組みづくりが課題でした。
中小企業がAI導入に踏み出すハードル
西川様:セミナーで学んだのですが、AI導入を進めるには経営層の理解と、挑戦を後押しする社内風土が不可欠だと。一度うまくいかないと「コストだけかかった」と判断されがちですし、AI活用に対する評価制度が追いついていない企業も多いと聞きます。だからこそ、小さな成功体験を積み重ねることが大事だと感じています。
磯田様:「うちにはまだ早い」という声は、どの業界でもあると思います。でも、まず試してみないと判断もできない。当社はそこに一歩踏み出す決断をしました。
3. Leachを選んだ理由

西川様:複数のサービスを比較・検証した中で、業務への適用のしやすさと、現場に寄り添った提案力が決め手になりました。
社内導入時の反発
冨永:最初に社内に展開されたとき、反応はどうでしたか?
西川様:私自身は最初から前向きでした。ただ、周囲にとってはAIに対するリテラシーの差が大きく、不安の声があったのも事実です。
その後、AIによる業務改善の成果が少しずつ見えてきたことで、抵抗感は薄れてきました。今のタイミングなら反発は少なかったと思います。振り返ると、少し早すぎたのかもしれません。
磯田様:幹部の半分は興味津々でした。残りの半分は少し冷ややかでしたね。
価格に対する評価
冨永:顧問料について、社長の反応は?
磯田様:社長には「高いと思われるだろうな」という前提で説明しました。社長の第一声も「高いのでは?」でしたね。ですが私から「ITのことを理解してくれる人が、会社にサポーターとしていてくれる。それはむしろ安いのではないですか?」と説得したことは覚えてます。
4. 導入後の変化 ── 数字で語る成果
荷札作成の自動化 → 工数90%削減

西川様:一番分かりやすい成果は荷札です。工数を90%カットしました。
現場に商品を送る際、ゼネコンの名前と現場名を書いた荷札を必ずつけて送るルールがあります。
Before
基幹システムから出力 → Excelに手入力 → 紙に印刷 → ハサミで切る → テープで商品にくくりつける
After
基幹システムのCSV → Googleスプレッドシートに貼り付け → GASで自動抽出 → ラベル屋さんに自動転記 → 印刷して貼る
西川様:冨永さんに「GASでいいんじゃないですか?」と提案していただいたのがきっかけで、このパイプラインが生まれました。入社1ヶ月の社員でもどんどん荷札を作れるようになりました。これはもう全拠点に横展開済みです。
検収書のデジタル化 → 50~60%削減(目標)

西川様:次に進めているのが検収書のデジタル化です。冨永さんに相談したときに「Googleフォームを使ったらどうですか」と提案いただいたのが大きかった。
自分だけだったらどうなっていたかというと、もっと複雑にしていたと思います。ですがフォームなら──
- ボタン式で誰でも簡単に入力できる
- 写真が添付できるのが強い(Excelだと写真は辛い)
- 現場で検収写真を撮ってそのままアップロードすれば、検収写真と検収書が紐づく

Google Form → スプレッドシート → Google Docs → Docx出力まで、すべてつながったフローを構築中です。目標として50~60%の工数削減を見込んでいます。
IT調達コストの見直し ── 「門番」としての価値
西川様:PC購入の見積もりを冨永さんに相談したところ、型番や仕様の面でより適切な選択肢があることが分かりました。冨永さんから「受注生産で新型が選べるはず」と助言をもらい、代理店と再交渉した結果、約10万円のコスト削減につながりました。
ITの知見がある相談相手がいると、交渉の根拠が持てる。これは本当に大きいですね。
磯田様:まさに「門番」としての価値です。IT調達に詳しい人が社内にいない場合、見積もりの妥当性を判断するのは難しい。今後は見積書が届いたら冨永さんに相談する体制にしています。
基幹システム開発の進め方を改善
西川様:基幹システムのカスタマイズを進める定例会議に、冨永さんが参加してくださいました。その中で、開発プロジェクトの進め方について改善提案をいただきました。
- 議事録や進行資料の作成は、受注側と役割分担を明確にする
- マイルストーンごとのスケジュール管理を契約に盛り込む

ITシステムの発注経験が少なかったので、プロジェクト管理の「型」を教えてもらえたのは大きかったです。開発会社とのコミュニケーションもスムーズになりました。
社内文書の品質向上
磯田様:生成AI導入で、社内文書やテキストの質は使っている人の分は確実にハイレベルになりましたね。
西川様:議事録はNottaで取って、ChatGPTで整形して、アクションアイテムを即時出す。PDCAサイクルが明らかに早まりました。
5. 社内のAI浸透 ── 「抵抗勢力だらけ」から「秘書がついた」へ

AI拒否感の変化
冨永:社員の方のAIに対する意識は変わりましたか?
西川様:1年前は「AIに任せて大丈夫なのか」と不安の声もありました。今は「優秀な秘書がついた」という認識に変わってきています。
変化のきっかけになったのは──
- 荷札の自動化:日常業務の負担が目に見えて減り、「あって当たり前」のフローとして定着した
- DocWorksの導入:書類作成の効率化を実感できた
- 事務担当の方の変化:AIで書類作成を始めてから、業務の中で自然と活用するようになった。「トレーサビリティ」といった言葉が会話に出てくるようになり、意識の変化を感じている

自発的にAIを活用して社内改善に取り組む方が、少しずつ増えてきています。
磯田様:冨永さんが「AIはみんなが専用の秘書をつけられるようなものだ」とおっしゃっていたんですが、それが徐々に現実になってきています。社員たちも実際に業務が楽になる体験を通じて、そのことに気づき始めていますね。第N次産業革命に食らいついていかないといけないと感じています。
プロンプトの壁
西川様:AIをうまく使えていない方の多くは、プロンプトの組み立てに苦戦しているとセミナーでも聞きました。やりたいことは頭の中にあるのですが、それを具体的に言語化するのが難しい。結局、工数がかかって期待した成果が得られないんですよね。
磯田様:9割の方がそうだと思います。Excelのシートを「作って」と誰かに頼んでいたのと同じで、プロンプトを作ってあげる部門が今後は必要になります。それがExcelからプロンプトに変わっただけのことです。
6. Slackサポートの価値 ── 「すぐ聞ける」が変えたもの

冨永:Slackでの相談はどのくらい使っていますか?
西川様:都度相談しています。検収書の仕組みは、自分だけでやっていたら悩むだけで終わっていたと思います。Googleフォームの提案も、Slackで相談したからこそ出てきた発想でした。
今進めている検収書のフォーム開発でも、「またSlackでガンガン質問させてください」と言っているくらいです。つまずくポイントが見えているので、相談相手がいるのは心強いです。
冨永:「AIだけじゃなくIT全般に相談できる」という点は?
西川様:まさにそれが一番大きいです。「紙のほうが良い」というバイアスがかかっていたんですが、相談する相手がいることで、デジタル化への取り組みがスムーズに進みました。Google Workspaceの活用、ベンダーとの交渉術、会議の進め方──ITに関する「なんでも相談窓口」になっています。
7. 今後の展望
週休3日制の実現
磯田様:AI導入の最終目的は週休3日制を会社の中で実現することです。AIを導入して業務効率化していけば、いずれ実現できるだろうなと見えてきました。
週休3日制と打ち出せば、優秀な方が集まってくると思います。人材確保の切り札になりますね。給料は変わらず週3日休み──時給換算で上がりますから。あと、半日だけ働ける方にも門戸が開けるようになります。
システム面での連携強化
磯田様:今後は業務システムの領域でもLeachとの連携を深めていきたいと考えています。AIに限らず、システムのことも気軽に相談できる存在として頼りにしています。
8. 同業の製造業・中小企業へのメッセージ
西川様から
使える環境・人材・風土を整えてくれる人がいれば、生成AIの導入は確実に進むと思います。社内に理解のある人材がいることも重要ですが、まずはコンサルを入れてみるのも有効な手段です。
もちろん専門の部署は作るべきですし、評価体制の整備も必要です。成果が見えにくい部署だからこそ、仕組みとしてきちんと評価することが大切だと感じています。実際に成果に対して感謝の言葉をくださる方もいて、導入の効果は着実に現れています。
磯田様から
経営幹部に「生成AIで何ができて、何ができないか」の教育が必要です。AIに合わせて業務を見直す姿勢、失敗を許容する度胸、分からなくても任せる覚悟。
6~7割の応援を集められる人を巻き込んで導入するのがコツですね。全員の賛同を待っていたら永遠に始まりません。
導入サービス
サービス名:Leach 生成AI顧問
利用開始:2025年7月23日(インタビュー時点で約8ヶ月利用中)
生成AI顧問サービスについて詳しくはサービスページをご覧ください。
まずは無料相談から ― AI活用のご相談はお問い合わせページよりお気軽にどうぞ。
本記事は2026年3月25日(第1回)・3月27日(第2回)に実施したインタビューをもとに作成しています。

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