トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

Dialogue for Everyone株式会社

「教える・教わるでない」世代間キャリア対話が始動

このエントリーをはてなブックマークに追加

学生教育と50代の知をつなぐ新モデル、実績を踏まえ2月に青森で実装

Dialogue for Everyone株式会社(代表取締役:大桃綾子、以下DfE)は、学生向け地域共創型共育プログラム「火-Okoshi」を展開する一般社団法人火-Okoshi(代表理事:籔内龍介、以下火-Okoshi)と提携し、地域で人生を考える学生と、主に50代の「セカンドキャリア塾」卒業生が、人生・キャリアをテーマに対話する新たな取り組みを開始します。

本取り組みは、過去に火-Okoshiがセカンドキャリア塾参加者をインターンとして受け入れ、その価値を高く評価した実績を踏まえ、単発の協働にとどまらず、世代間対話を正式にプログラムへ組み込むものです。初回は、2026年2~3月に実施される「第1期 火-Okoshi@青森」にて開催します。

背景|若者とミドルシニア、双方が直面する「漠然としたキャリアの不安」
少子高齢化や社会情勢の変化により、「いい大学に入り、いい会社に入れば安泰」というかつての成功モデルは崩壊しました。現代の学生は、無限の選択肢を前に「自分は何をしたいのか(Will)」を描けず、失敗を恐れて動けなくなる傾向にあります。

SNS等で他者のきらびやかな成功を目にする一方で、自身の内発的動機(やりたいこと)が見つからず、社会や地域とのリアルな接点を持てないまま、「何者かにならなければ」という焦燥感と不安を抱えています。

一方、就社世代であるミドルシニアは、長年組織にキャリアを預け、自身のやりたいことや、培ってきた経験や価値観をどう社会で活かせるのか、が見えずに不安を抱えています。
これまで世代間交流の場は存在してきましたが、多くは「教える側/教わる側」という上下関係にとどまり、人生や価値観、意思決定のプロセスまでを対等に語り合う場は限られていました。
提携の起点|インターン受入で火-Okoshiが実感した価値
今回の提携の起点となったのは、火-Okoshiが過去に実施した、DfE「セカンドキャリア塾」参加者のインターン受入です。

インターン参加者は「支援者」や「アドバイザー」として関わるのではなく、火-Okoshiの一員として現場に入り込み、事業を内側から共に考える立場で活動しました。資料や説明だけで判断するのではなく、実際に地域イベントや発表会に参加し、学生、地域企業、自治体関係者など多様なステークホルダーの声を直接聞くことで、理念や活動を体験的に理解しました。

火-Okoshi側は、この関わりを通じて、外部でありながら対等な視点がもたらされたことや、事業の前提や強み・課題を客観的に見直せた点を高く評価しています。特に、マニュアル整備といった表層的な議論から、「本当に大切にしたい哲学や価値は何か」「今後どう展開すべきか」といった戦略の核に立ち返る議論へと発展した点が、大きな成果でした。

こうした実績と手応えから、両者は、ミドルシニアが単なる支援人材ではなく、事業の本質を共に考える“対話のパートナー”になり得るとの共通認識に至り、今回の正式な提携へと発展しました。

火-Okoshiインターン募集内容の詳細はこちら
取り組み内容|教えない・教わらない「世代間キャリア対話」
本提携では、火-Okoshiに参加する学生と、セカンドキャリア塾卒業生が、少人数でのオンライン対話セッションを行います。

キャリア指導や助言を目的とせず、人生で大切にしてきた価値観や意思決定の背景を共有することを重視し、上下関係を持ち込まない対等な対話を通じて、学生・ミドルシニア双方が学び合う構造としています。本取り組みは、DfEの卒業生向けプログラムとして位置づけられており、ミドルシニアがセカンドキャリアにおける新たな役割や社会との関わりを見出す機会にもなります。
意義|キャリアの知を、世代を超えて循環させる
本提携が目指すのは、若者支援やシニア活躍を個別に進めることではありません。人生経験やキャリアの知を、世代を超えて循環させる仕組みを、地域の現場で実装することです。

成功談や正解を伝えるのではなく、「どう迷い、どう選び、どう生きてきたのか」というプロセスを共有することで、若者は自分自身の意思決定を考え、ミドルシニアは自身の経験を次の世代という新たな視点から捉え直します。本取り組みは、分断されがちな世代をつなぎ直し、地域や社会の中で人材が循環していくための一つの実践モデルになると考えています。

コメント
一般社団法人火-Okoshi 代表理事 籔内 龍介
「火-Okoshi」は、学生が自分の内側にある『火(Will)』を見つけ、地域や社会というフィールドでその火を大きくしていくプログラムです。しかし、多くの学生は「失敗してはいけない」「正解を選ばなければならない」という重圧の中にいます。
以前、「セカンドキャリア塾」の塾生と活動をご一緒した際、感動したのはその「姿勢」でした。豊富な社会経験を持ちながらも、私たち若者に答えを押し付けるのではなく、一人の人間として「自分もまだ迷っている」「これからの人生をどう生きるか考えている」と、等身大の言葉で対話をしてくれました。
その姿は、学生にとって「完璧な大人」ではなく「共に生きる人生の先輩」として映り、勇気を与えるものだと思います。今回の提携を通じて、青森を皮切りに、世代を超えて互いの火を灯し合うような、温かく力強い共創の場が生まれることを確信しています。

Dialogue for Everyone株式会社 代表取締役 大桃 綾子
セカンドキャリア塾では、50代を中心としたミドルシニアが、自分自身の価値観や意思決定を問い直し、会社に預けてきた人生の基軸を、自分に取り戻すことを大切にしてきました。
火-Okoshiでのインターン受入において、その姿勢が若手中心の組織でも価値として受け取られ、新たな展開に繋がったことをとても嬉しく思っています。
今回の提携は、若者支援やシニア活躍といった枠組みを超え、キャリアや人生の知を世代を越えて循環させる実践だと考えています。正解や成功談を伝えるのではなく、「どう迷い、どう選んできたのか」を語り合うことで、分断に向かいがちな社会を、対話で連帯に繋げていく。その循環を、地域の現場で実装していきたいと思います。

関連リンク
一般社団法人火-Okoshi 公式サイト:https://www.hiokoshi.jp/
DfEセカンドキャリア塾:https://second-career-school.dialogueforeveryone.com/

取材のご案内
本取り組みでは、実際のオンライン対話セッションや、青森で開催される合宿・最終発表会の取材が可能です。学生・ミドルシニア双方への取材にも対応できます。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事