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Autodesk、SIGGRAPH 2026 でアニメーションと VFX のワークフローを加速する新ツールを発表

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MotionMaker では、まずデータをキャプチャし、次にデータを学習させ、最後に Maya 上でスタイルを反映した編集可能なアニメーションを生成します。

米国 Autodesk 社(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼 CEO:アンドリュー・アナグノスト、以下、Autodesk)は、SIGGRAPH 2026 において、アニメーションおよび VFX 制作で特に時間を要する工程を効率化する、Maya、3ds Max、Flow Production Tracking、Arnold の新機能を発表しました。アーティストは、基本的な動きを手作業でブロッキングしたり、現実世界のオブジェクトや場所を再現したり、ライティングやマテリアルを何度も調整したり、分散したチーム間でレビューを調整したりすることに多くの時間を費やしています。今回の新ツールは、こうした課題をそれぞれ軽減し、より効率的な新しい制作方法を実現するために設計されています。

これらの機能の一部は、今年初めにリリースされた Flow Studio の進化を含め、各ツールで展開してきた AI 搭載機能をさらに発展させるものです。これは、アーティストから主導権を奪うことなく、AI を実用的なクリエイティブアシスタントとして活用できるようにするという、Autodesk の取り組みの一環です。

以下では、Maya、3ds Max、Flow Production Tracking に導入される最新アップデートの一部をご紹介します。

Maya の MotionMaker で独自のアニメーションデータを活用

MotionMaker では、モーションパスを設定して生成を実行するだけで、数秒でスタイルを反映したアニメーションを生成し、そこから反復調整できます。

Maya の MotionMaker に「Bring Your Own Data」機能が追加され、チームは独自のリグとアニメーションデータセットを使用して、カスタムの生成モーションモデルを学習できるようになります。学習データには、スタイルを付けたモーションキャプチャの演技データや、手付けのキーフレームアニメーションを使用できます。モデルの学習後は、ベースとなるモーションを生成でき、アーティストは Graph Editor、Time Editor、Dope Sheet など使い慣れた Maya のツールを使って、引き続き演出、編集、調整を行えます。

この要望の多かった機能は、二足歩行、犬、馬のモーション生成に対応している既存の MotionMaker をさらに拡張するものです。特に小規模なチームでは、一度モデルを学習させれば再利用できるため、反復的なアニメーション作業を減らし、品質を犠牲にすることなくストーリーテリングにより多くの時間を割けるようになります。Sheridan College の Screen Industries Research & Training Center(SIRT)では、すでに MotionMaker を使用して、スタイルを付けた演技をキャプチャし、Maya でカスタムモデルを学習させています。

3ds Max で 3D Gaussian Splats を活用した制作

3ds Max では 3D Gaussian Splats(3DGS)を完全に編集可能にし、モデリング、アニメーション、シーン構築の各ワークフローでクリエイティブなコントロールを実現します。

3ds Max に、現実世界のオブジェクトや環境を高精度に表現できる強力な 3D データ形式、3D Gaussian Splats(3DGS)が導入されます。3ds Max は 3DGS を単に表示するだけでなく、完全に編集可能にすることで、アーティストに包括的なクリエイティブコントロールを提供し、キャプチャしたデータを従来のモデリング、アニメーション、シーン構築のワークフローに統合できるようにします。

新しいポイントオブジェクトシステムを基盤とし、各ポイントには位置、向き、スケール、カラー、カスタム属性、インスタンス化されたジオメトリを保持できます。また、複雑なデータセットを効率的に扱える軽量性も維持しています。AI を活用したコンテンツ制作では、World Labs Marble などのツールで作成した環境を 3ds Max に直接取り込み、既存のワークフローの一部として AI 生成シーンを編集、調整できます。

さらに、Arnold で 3DGS をネイティブレンダリングできるため、ライティング、シェーディング、カラーを調整し、最終レンダリングに向けて Gaussian Splats の見た目を精密にコントロールできます

Flow Production Tracking で共同レビュー
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=IHXfj_H3VwA ]
Flow Production Tracking の Review は、ポストプロダクションチームが単一の連携環境内でメディアのレビュー、バージョン比較、フィードバック、リアルタイムコラボレーションをより簡単に行える、統合されたレビュー体験です。

チームは同期レビューセッションを開催でき、複数のユーザーがリアルタイムの再生、アノテーション、フィードバックを操作できます。また、RV を使用しているユーザーを含め、Flow Production Tracking サイトの誰でもセッションに招待できます。アーティストがリモートでレビューする場合も、ディレクターが試写室から確認する場合も、チームが Flow Production Tracking 上で共同作業する場合も、レビュー環境をまたいだシームレスな再生によって、全員が常に同期した状態を維持できます。

Maya のインタラクティブなビューポートレンダリングで変更をリアルタイムに確認

Maya の Arnold インタラクティブ・ビューポート・レンダリングにより、アーティストがライティング、マテリアル、シーン構成を調整する際、より即時性の高いビジュアルフィードバックを得られます。
アーティストは Arnold でレンダリングされた結果をビューポート内で直接確認できるようになり、より迅速かつ高品質に作業できます。フィードバックまでの時間が短縮されることで、最終レンダリングを実行する前に、クリエイティブな選択肢をより容易に検討し、複雑なシーンを調整できます。

※ 本記事は、米国 Autodesk 社が、2026 年 7 月 22 日(米国現地時間)に発表したニュースブログ記事を抄訳、再構成したものです。

Autodesk, Inc. /オートデスクについて
1982 年に設立した Autodesk は、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、現在世界約 40 カ国・地域で事業を展開している「デザインと創造」のプラットフォームカンパニーです。サステナブルな建築物から次世代自動車、デジタルファクトリー、最先端技術を駆使した映画やゲームにいたるまで、ありとあらゆるモノづくりのデザインと創造をテクノロジーの力でサポートしています。建設、製造、メディア & エンターテインメント業界における業務の効率化・自動化を促進する業界に特化したソリューションを搭載したインダストリークラウドを提供するほか、部門間のみならず業界全体の連携を実現し、業務プロセスを横断的にサポートする「デザインと創造のプラットフォーム」を展開し、より良い未来を築くべく、新たな可能性に挑戦するすべてのイノベーターを支援しています。詳細については、https://www.autodesk.com/jp をご覧になるか、Autodesk のソーシャルメディアをフォローしてください。 #MakeAnything

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