当社の子会社であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」)は、正晃株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:印正俊、以下「正晃」)と、臨床検査試薬卸売事業におけるサプライチェーンの効率化および高度化に関する検討会を設置することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.背景と目的
臨床検査試薬業界では、高齢化の進展や慢性疾患の増加を背景に検査需要が拡大しているほか、がんゲノムプロファイリング検査※1やコンパニオン診断※2に代表されるゲノム関連検査の普及など、個別化医療の進展により、検査の高度化・多様化が進んでいます。こうした検査需要の変化に加えて、原材料費や物流コストの上昇といった外部環境の変化も重なり、臨床検査試薬における安定供給の重要性はこれまで以上に高まっています。このため、サプライチェーンの効率化および高度化は、臨床検査試薬業界全体に共通する重要な課題となっています。
アルフレッサグループは、2032年度までの成長戦略「アルフレッサグループ中長期ビジョン」※3において、成長領域の一つにメディカル品※4を位置付けております。「25-27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」※5の医療用医薬品等卸売事業の事業戦略において、医薬品やメディカル品における「全国ネットワークの強化」を掲げております。アルフレッサは、医療用医薬品をはじめ、診断薬、医療機器・材料、栄養食品等を国内外約1,000社のメーカーから仕入れ、全国約170拠点を通じて、病院・診療所や薬局等に安心・安全・高品質にお届けする全国規模の流通ネットワークを構築してきました。
一方、正晃は、1950年創業の臨床検査試薬の専門商社として、九州全域および沖縄を中心とした地域の医療機関と長年にわたる取引関係を築いています。試薬・機器等の安定供給に加え、システム構築、運用支援、保守等を組み合わせた総合的なサービス提供により、医療現場の多様なニーズに対応しています。
このたび、全国規模の流通ネットワークを持つアルフレッサと、臨床検査試薬分野における専門性の高いサービスに強みを持つ正晃は、双方の知見を活かし臨床検査試薬業界の環境変化に対応することを目的として、検討会を設置することといたしました。今後、臨床検査試薬流通・物流の高度化・効率化、安定供給など、業界共通の課題解決策の検討を進めてまいります。
※1 がんゲノムプロファイリング検査:がん細胞の遺伝子異常を網羅的に解析する検査
※2 コンパニオン診断:特定の治療薬を使用するにあたり、対象となる患者様に効果があるかどうかを事前に見極めるために
行う検査のこと。状態の異なる患者様ごとに適した治療を行う個別化医療の実現に寄与します。
※3 ご参考:2023年5月15日発表
「アルフレッサグループ中長期ビジョン」策定のお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/tdnet/2281689/00.pdf
※4 メディカル品:診断薬、医療機器・材料、栄養食品等
※5 ご参考:2025年5月15日発表
「25-27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」策定のお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/ir_material21/256657/00.pdf
以上