東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)主催「組織づくり研究会」(2026年5月22日)で、ARアドバンストテクノロジ 取締役執行役員の竹内 康修が登壇
ARアドバンストテクノロジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武内 寿憲、以下ARI)は、2026年5月22日、東京大学ものづくり経営研究センターが主催する「組織づくり研究会」(大木 清弘 東京大学大学院経済学研究科 准教授)にて講演を行いました。
本研究会は、同センターが推進する産学連携の枠組みのもと、企業と研究者が実務課題と理論的知見を持ち寄り議論する場として開催され、当日は東京大学大学院 経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)およびオンラインのハイブリッド形式で実施されました。
■ 登壇内容
ARIからは、取締役執行役員の竹内 康修が登壇し、「組織づくりにおけるAI活用フレーム」をテーマに講演を行いました。
講演では、AIを単なる業務効率化のツールとしてではなく、意思決定における前提整理や論点構造化を担う存在として位置づけることで、人間が担う最終判断の質を高めるアプローチを提示しました。
あわせて、企業の管理部門における実践事例として、AIを活用した業務の可視化や計画策定の効率化、意思決定支援といった取り組みを紹介し、属人化しがちな判断基準を組織知として蓄積・活用する重要性について解説しました。

講演の様子(2026年5月22日/東京大学大学院 経済学研究科 学術交流棟)
■ ディスカッションの様子
講演後には参加者とのディスカッションが行われ、AIの社内浸透や意思決定プロセスの再設計といったテーマについて、活発な意見交換が行われました。
現場の課題を踏まえた実践的な論点が共有され、AI活用が単なる業務効率化にとどまらず、組織設計や意思決定の在り方に関わるテーマであることが示されました。
■ 登壇者コメント (ARI 取締役執行役員 竹内 康修)
本講演では、AIを単なる業務効率化の手段として捉えるのではなく、意思決定の質そのものを高めるための基盤として位置づける必要性についてお話ししました。
経営や組織マネジメントにおける意思決定は、常に限定的な情報と時間の制約のもとで行われます。その中で、情報の収集や論点の整理、判断の前提条件を整えるプロセスにAIを活用することは、人が担うべき本質的な判断をより高度なものにしていくうえで、重要な意味を持つと考えています。
ARIは今後も、現場で培った実践知をもとに、企業の持続的な成長を支える組織づくりと意思決定の高度化に貢献してまいります。

左:竹内 康修(ARI 取締役執行役員) 右:大木 清弘(東京大学大学院経済学研究科 准教授)
■ ️まとめ
本講演では、AIは人間の判断を代替するものではなく判断の前提条件を整備し、より良い意思決定を支援する存在であることを示しました。
また、属人的な知識や判断を組織全体で共有可能な形に変換することで、組織の意思決定力を底上げし、持続的な変革を実現する可能性について提示しました。
■ 東京大学ものづくり経営研究センターについて
同センター (Manufacturing Management Research Center:MMRC)は、日本発の「ものづくりシステム」に関する国際的な研究拠点であり、特に、戦後日本の製造企業が形成してきた「統合型ものづくり(生産・開発・購買)システム」に関する理論的・実証的研究を専門としています。21世紀の日本から世界へ向けた主体的な知的発信を担う、世界最高水準の研究拠点となることを目指し、東京大学において継続的に活動しています。