パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社であるヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(以下:VIO)は、授業映像を自動収録・配信する「ArgosView(アルゴスビュー) 授業配信システム」の新バージョンを2015年11月4日より発売いたします。
新バージョン開発の背景・・・「反転授業」導入意欲の高まり
動画視聴による予習で基本を学んでから授業で応用力を身につける「反転授業」という学習スタイルが近年注目を集めています。特にこの頃は、先駆的に反転授業に取り組んできた教育機関で顕著な成果が現れていることから、全国的に導入意欲が高まってきました。
「ArgosView 授業配信システム」は授業映像を自動収録・配信するシステムとして、主に復習や欠席対応の用途でご利用いただいていましたが、「従来の用途に加え、収録した授業映像を反転授業のコンテンツとしても活用できるようにしたい」というご要望を多く受けるようになりました。
新バージョンの特長・・・2動画同時収録機能や倍速再生機能など
反転授業の実施においては、予習用動画を教員への負担なく制作できるかどうかと、生徒の自宅学習をいかに定着させるかがポイントとなります。今回の新バージョンでは、これらを強力にサポートする次の機能を標準機能として加えました。
(1)授業映像と投影資料を同時に収録し自動的にコンテンツ化できる「2動画同時収録機能」
(2)効率的に動画視聴できる「倍速再生機能」
(3)生徒の視聴状況を分単位で把握できる「視聴ログ収集機能」
■「ArgosView 授業配信システム」とは?
「ArgosView 授業配信システム」は、防犯・監視用途に用いられるネットワークカメラを使い、授業映像の収録・配信を簡単・安価に実現するシステムです。
「ArgosView 授業配信システム Ver.1.4」の概要
(1)発売日 2015年11月4日
(2)価格(税抜) 1システム:300万円~
(3)目標 2016年度末までに50システム
新バージョンの特長(詳細)
(1)授業映像と投影資料を同時に収録し自動的にコンテンツ化できる「2動画同時収録機能」
授業映像とパワーポイントなどの投影資料が連動する教材コンテンツはわかりやすく効果的ですが、映像と資料を収録後に組み合わせなければならず、制作に手間が掛かってしまいます。今回の新バージョンでは、授業の様子に加えて資料投影するPC画面も同時に収録し、自動的に並べて配信。映像編集の専門知識がなくとも、学習効果の高いコンテンツを制作できます。
(2)効率的に動画視聴できる「倍速再生機能」
生徒が限られた時間の中で効率良く学習するには倍速再生が効果的です。新バージョンでは1.25倍速~3.0倍速に対応。また、0.5倍速~0.75倍速のスロー再生も可能です。
(3)生徒の視聴状況を分単位で把握できる「視聴ログ収集機能」
反転授業を行う際は、生徒の予習状況を把握しながら授業を進めることが重要です。新バージョンでは、生徒が映像をどのように視聴したかを分単位で記録できます。詳細に分析される場合は、CSVファイルとしてダウンロードいただくことが可能です。
■ヴイ・インターネットオペレーションズについて
ヴイ・インターネットオペレーションズは、松下電工株式会社(現:パナソニック株式会社 エコソリューションズ社)の社内ベンチャー企業として1996年に創業しました。
自社開発の映像マネジメントソフトウェア「ArgosView」をコア技術として、ネットワークカメラを用いた映像監視ソリューション、ストリーミング配信ソリューション、授業配信ソリューションなどを提供しています。
社名 : ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 吉田 太
本社 : 〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町4-4-10 新伏見町ビル 4F
設立 : 1996年9月2日
資本金 : 6,000万円
URL : http://www.vio.co.jp/
※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
【お問い合わせ先】
<報道関係者様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
経営企画部 広報・マーケティングチーム 仲本・山田
TEL:06-6908-0245 FAX:06-6906-4717 E-mail:press-pisc@ml.jp.panasonic.com
<お客様>
ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社 映像事業グループ 猪原・岩堀
TEL:06-6233-2626(代表) FAX:06-6233-2638 E-mail:cs@vio.co.jp
<「ArgosView 授業配信システム」紹介URL>
http://www.argosview.jp/solution/remote.html