トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

KDDIエボルバ

国内初、「UiPath Apps」活用によるRPAロボット情報検索I/F統合の業務実証 ~実証業務で平均処理時間を20.1%短縮、応対効率と業務品質平準化に効果

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若槻肇、以下KDDIエボルバ)は、UiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川康一、以下 UiPath社)が提供する、複数システムの連携をノンプログラミングで構築・共有できるローコードアプリケーション開発プラットフォーム「UiPath Apps」を活用したコンタクトセンター業務の効率化実証を行い、応対時間を削減しました。コンタクトセンターの実業務にて削減効果を実現した実証(以下、本実証)は、国内初となります。

「UiPath Apps」は、複数のRPAロボットやWebサイト、デスクトップアプリ(企業システム)、Excelファイル、Access等の複数システムを組合せることで、情報集約やRPAロボットの実行を可能とするインターフェース統合クラウドアプリケーションです。

本実証は、KDDIエボルバが運営するコンタクトセンターにて実施しました。「受電応対中にお客さまの契約情報の有無の確認」を行う業務において、複数のシステムとExcelファイルに点在しているお客さまの「契約情報」「本人確認情報」を検索すると、リアルタイムに統合抽出できるインターフェースを「UiPath Apps」にて構築。スキルレベルの異なるオペレータごとに1応対にかかる平均処理時間(AHT)の増減を測定し、運用実装時に見込まれる効果の検証を行いました。

お、本実証は、KDDIエボルバがUiPath社にフィードバックした2021年度時点での「UiPath Apps」の検証結果を、UiPath社が操作・機能性の改良を実装したことにより、実現しております。

■実証効果1:平均処理時間(AHT)を20.1%短縮
対象の「受電応対中に同時契約情報の有無の確認」を行う業務は、これまで計10処理が発生し、5回の検索・再検索と3回の判断業務を伴い、AHTは平均4.7分発生していましたが、「UiPath Apps」活用の結果、同業務を1処理(検索1回)で完結し、AHTを平均約1分(20.1%)短縮しました。

本実証では335件の応対で検証し、約5.6時間の工数削減効果がありました。また、副次的な効果としてAHT短縮による電話応答率の改善や、オペレーション簡易化により人材難・採用難の打ち手となる人員補充(充足)低減等の効果が期待できます。

■実証効果2:スキルレベルに依存しない処理時間・品質の平準化、未経験者の早期着台に効果
オペレータのスキル習熟度合いによって検索、検索結果を精査した判断にかかる処理時間を比較した場合、従前は新人とベテランのオペレータで2分以上の差が発生していましたが、「UiPath Apps」活用の結果、その差は約50秒に短縮し、新人・中堅・ベテランのオペレータごとの処理時間の平準化を認めることができました。

また、検索だけではなく、判断業務も自動化できることにより、スキルレベルに依存しない品質をお客さまに提供することが可能となり、研修時間の短縮や未経験者の早期着台を実現します。

■実証効果3:BPO・コンタクトセンターの応対業務高度化の未来
今までコンタクトセンターにおけるRPAの活用方法は、「バックオフィス業務の自動化」がほとんどでしたが、本検証では「UiPath Apps」により、フロント業務・応対業務へ活用の幅を広げた検証として実現いたしました。

フロントからバックオフィスのさまざまな業務に適用することにより、“人対応”をアシストし、応対業務の高度化を実現できるものと考えております。

KDDIエボルバが提案する「UiPath」と「UiPath Apps」業務適用例>

複数システムからの情報収集・リアルタイム一括表示の自動化
重複情報の入力作業ゼロ化、複数システムへの情報登録作業の自動化
ツール集の集約化によるオペレータ支援
情報精査・判断業務の自動化

■UiPath株式会社 執行役員 通信・公共・公益・流通営業本部長 松本 大 氏 コメント
KDDIエボルバ様は2021年にUiPathを導入いただき、特に注力されている事業のひとつでもあるコンタクトセンター業務において、効率化を進めてこられました。
今回コンタクトセンターの実業務にて「UiPath Apps」を活用し成果を上げられたことは国内初の事例となり、弊社としても大変喜ばしく思っております。本実証結果を踏まえ、KDDIエボルバ様のBPOビジネスにおけるオペレータ業務のさらなる効率化・高度化を実現いただけるよう、引き続きご支援させていただけると幸いです。

KDDIエボルバは、今後もRPAを軸としたコンタクトセンター業務の高度化の実現に向けて業務検証を重ね、「UiPath」を活用したRPAサービスの付加価値を高めるソリューションの創出、クライアント企業への実導入を目指してまいります。

■UiPath株式会社 について
UiPath社は、企業がオートメーションによって持てる力を最大限に発揮する「Fully Automated Enterprise™(完全に自動化したエンタープライズ)」の実現というビジョンを掲げています。その実現のため、UiPath社は最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと一連の技術を組み合わせた、エンドツーエンドの自動化プラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、あらゆる企業・組織はデジタルビジネスオペレーションを急速に拡張することが可能になります。日本法人は2017年2月に設立されました。すでに金融機関、製造業、流通業や自治体など幅広い業種、業態のお客さまが利用しています。
企業URL :https://www.uipath.com/ja/

■株式会社KDDIエボルバ について
本  社 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト
設  立 :1996年5月
代表者 :代表取締役社長 若槻 肇
資本金 :1億円 (KDDI株式会社100%出資)
事業内容 :コンタクトセンターを中心としたBPO(Business Process Outsourcing)事業
企業URL :https://www.k-evolva.com/

・本リリース本文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

◎お問合せ先

プレスリリース(KDDIエボルバ) https://www.k-evolva.com/news/detail20221109.html
KDDIエボルバ プレスリリース一覧 https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19180
報道関係者さま窓口 adv@k-evolva.com
法人のお客さま窓口 0120-926-736(平日9:00-17:30) https://www.k-evolva.com/bpoform/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事