京阪電鉄、京都市動物園、丹波橋、宝ヶ池など、作品の舞台を「巡礼」する読者も! 累計50万部突破のベストセラー!
株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)が発行する宝島社文庫『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が、2015年11月3日(火・祝)、第三回「京都本大賞」の大賞に決定しました。
「京都本大賞」は、過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、“もっとも地元(京都)の人々に読んでほしいと思う小説”を、書店員と一般読者の投票で決定する賞です。今回、同大賞の対象となった37作品の中から、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文/宝島社)、『異邦人(いりびと)』(原田マハ/PHP研究所)、 『左京区恋月橋渡ル』(瀧羽麻子/小学館)の3作品が最終ノミネートされ、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が大賞に選ばれました。
※「京都本大賞」公式サイト(京都府書店商業組合):http://www.books.gr.jp/
本書は京都の美大に通う20歳の男の子が同い年の謎めいた女の子と出会い、その彼女との偶然ではない奇跡的な運命を解き明かしていく恋愛小説です。 著者の七月隆文氏自身、京都の大学で学生時代を過ごし、作中では、京阪電鉄、京都市動物園、丹波橋、宝ヶ池など、京都に実在する場所が多数登場します。
発売当初より20代の男女を中心に幅広い層に好評で、「泣ける!」という口コミで評判が広がり、累計50万部突破のベストセラーとなりました。
「読書メーター」の「文庫の読みたい本ランキング」で第1位も獲得し、北陸地方の地元書店が主催する「うつのみや大賞」の大賞にも選ばれました。
著者の七月隆文氏は、これまでライトノベル作家として活躍しており、本作が初めての一般文芸作品です。
最近では、キャラクターを描くことに優れたライトノベル作家や、謎やトリックが要となるストーリー展開を得意とするミステリー作家などが、より幅広い層に向けた「ライト文芸」という新しいジャンルで活躍することも増え、数々のヒット作も生まれています。
宝島社文庫
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
発売:2014年8月6日
定価:本体670円+税
あらすじ
京都の美大に通う「ぼく」が一目惚れした女の子。高嶺の花に思えた「彼女」だったが、昔からの知り合いのような親しみを持って「彼女」から接してきたことで、二人はすぐに心を通わせていく。ところが、彼女には人には言えない驚くべき秘密があった・・・・・。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘く切ない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
<著者プロフィール>
七月 隆文(ななつき・たかふみ)
大阪府生まれ。京都精華大学卒業。『Astral』(電撃文庫)でデビュー。叙情的な物語とコメディを得意とする。代表作『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』(一迅社文庫)はアニメ化され、現在放映中。