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一般社団法人グリーンコープ共同体

環境省のブルーカーボン関連補助事業の令和7年度補正・令和8年度地球温暖化対策推進事業費補助金交付決定通知書を受領

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グリーンコープを中心に福岡県豊前市でアカモクの増殖を行い、カーボンクレジット創出を目指す

西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、環境省の「ブルーカーボン等の吸収源対策に係る大規模実証プロジェクトの立上げ等実施事業」に採択され、交付決定通知書を受領しました。実施するのは「豊前海におけるアカモクの育成・ブルーカーボン創出・測定事業」です。
アカモクはめかぶのようなねばり気が特長の海藻で、成長過程でCO2を大量に吸収するため、ブルーカーボンの担い手として注目されています。

■事業概要
グリーンコープが主体となり、豊前海においてアカモク藻場の大規模増殖の実証実験を行います。増加量を計測・比較し、ブルーカーボンとしての炭素吸収・固定量を定量的に評価するとともに、カーボンクレジット創出に向けた方法論を確立予定です。さらに事業終了後、海に面した全国16のグリーンコープ生協へ横展開し、グリーンコープが掲げる「2027年までに事業で排出する温室効果ガスをゼロへ」という目標達成と、大規模なブルーカーボン創出事業の継続的な実施を目指します。

■実施体制
グリーンコープと有限会社日本技研、豊築漁業協同組合が中心となり、タネまき後のアカモク藻場の維持管理を行います。定期的なドローン調査および潜水目視によりアカモクの生育状況を確認するとともに、必要に応じてタネまきの追加を実施します。計測データは九州大学農学部が分析・評価する体制を整えていきます。

■現状と課題
豊前海では近年、アカモク等の藻場の減少が進んでいます。藻場の減少は水産資源の減少をもたらすのみならず、ブルーカーボンが担う二酸化炭素吸収・固定機能の損失にもつながります。また、気候変動などの影響により、大量発生したスナヒトデによる貝の食害問題や、藻場が育つための光が届きにくい等の影響も懸念されてきました。

■これまでの取り組み
豊前海で大量発生するヒトデによる貝の食害や藻場荒れの問題を解決すべく、豊築漁業協同組合や豊前市役所、日本技研、福岡県水産海洋技術センター、グリーンコープ、九州大学大学院農学研究院で連携し、ヒトデを乾燥・粉砕・袋詰めし、鳥獣害被害対策の製品として販売してきました。また、九州大学大学院 農学研究院の研究成果により、ヒトデに含まれるヒトデサポニンが鹿・イノシシ等の忌避効果を示すことが示唆され、現在も研究を進めています。

■グリーンコープの「海洋資源との共生」と「ブルーカーボン生態系の多面的価値の有効利用」
グリーンコープは気候変動の緩和の実現を目指し、ブルーカーボン生態系の多面的価値を有効利用するため、藻場の再生や保護活動に取り組んできました。
一例が、グリーンコープおおいたで開発した「アイゴの一夜干し」です。アイゴは海藻を主に食べる習性があり、「海のベジタリアン」とも呼ばれる魚です。特に岩場やサンゴ礁に生息し大量の海藻を食べることから、磯焼けと呼ばれる藻場の消失の原因のひとつとされています。
アイゴを積極的に消費することで、アイゴによる食害を抑え、磯焼けの予防につなげたいという思いから商品化しました。アイゴを食べることが、藻場の保護や海の生態系を守る手助けとなり、ブルーカーボンの推進への貢献につながります。

海洋資源との共生
https://carbonneutral.greencoop.or.jp/bluecarbon/

組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
https://www.greencoop.or.jp/

2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。

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