生物多様性をより広範なサステナビリティの取り組みに統合

一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、組織が生物多様性に取り組むための世界で初のISO規格『ISO 17298』の対訳版を2026年5月15日(金)に発行いたしました。

ISO 17298:2025 生物多様性-組織の戦略及び事業における生物多様性の考慮-要求事項及び指針原文発行年月日: 2025-10-06
生物多様性は、生態系、経済、そして地域社会の健全性にとって不可欠なものです。自然の損失が加速する中、本規格は組織が生物多様性を保護・回復するために、測定可能で説明責任のある行動をとるための極めて重要なツールを提供します。
ーなぜISO 17298が重要なのかー
世界のGDPの半分以上に相当する44兆米ドルが、中程度または高度に自然に依存しています。生物多様性に関するリスクが高まるにつれ、規制、評判、および事業上のプレッシャーも増大しています。ISO 17298は「意図」から「行動」へと移る手助けをします。
ー生物多様性をより広範なサステナビリティの取り組みに統合ー
ISO 17298はISO 14001、ISO 26000、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)、および持続可能な開発目標(SDGs)などの広く利用されている他の取り組みとの相互運用が可能であるように設計されており、昆明・モントリオール世界生物多様性枠組、特にSDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」に直接貢献します。
ー生物多様性が失われるとどうなるかー
生物多様性が失われると、企業は運営コストの上昇、サプライチェーンの分断、規制上のリスク、評判リスクに直面します。生物多様性に対して行動を起こすことは、組織の事業を強化し、ネイチャーポジティブ・ファイナンスへのアクセスを可能にし、顧客、規制当局、および社会との信頼関係を築くことにつながります。
SQオンライン記事

生物多様性における国際標準化動向
↑4月に開催した生物多様性セミナーでの当日投影資料なども上記ページに掲載しております。是非ご確認ください。
関連規格

ISO 14001:2026 環境マネジメントシステム-要求事項及び利用の手引 原文発行年月日: 2026-04-15
対訳版発行年月日: 2026-05-01
対訳版・原文共に好評販売中
邦訳版は、Redline Version(RLV:Redline版)の原文及び正式規格(最新版)の英和対訳版を収録しております。Redline版の対訳は含みませんのでご注意ください。
―新刊書籍情報―

やさしいISO 14001:2026 環境マネジメントシステム入門発行日:2026年5月21日
編著者:日本規格協会 編著
ISO 14001の一番やさしい入門書!ISO14001の入門者、新入職員、基本的な知識を身に付けたい方にオススメ!
ISO 14001:2026 改訂点と実践のポイント発行日:2026年3月2日
著者:黒柳 要次 著
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■ご利用上の注意
本書はFDIS(最終国際規格案)に基づいております。

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1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。

