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一般道路の後席シートベルト着用率は微増の38.0%後席シートベルトの着用義務化から10年たった今も着用率は、ほぼ横ばい

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JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は警察庁と合同で、10月1日(月)~10月10日(水)までの間、「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、その結果※1を公表しました。

全国884箇所で調査したところ、後部座席(以下、後席)でのシートベルト着用率は、一般道路で38.0%(前年比1.6ポイント増)と2002年の合同調査開始以来、過去最高となりました。高速道路等は74.2%(前年比0.2ポイント減)でした。
一方で、運転席の着用率は一般道路で98.8%(前年比0.2ポイント増)、高速道路等で99.6%(前年比0.1ポイント増)、助手席においてもそれぞれ90%を超える結果となりました。

2008年に後席でのシートベルト着用が義務化※2された際には、その着用率(一般道路)が2007年の8.8%から30.8%に一気に上昇しましたが、それから10年たった今も、依然として後席は他の座席と比べて着用率が大幅に低く、ほぼ横ばいで推移しています。
また、一般道路と高速道路等では着用率に約2倍の差がある等、一般道路の着用率の低さが際立ち、後席シートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことを示す結果となりました。

※1 調査結果の詳細は、添付資料を参照ください。
※2 道路交通法では、全ての座席でシートベルト着用が義務付けられています。
   なお、高速道路(高速自動車国道又は自動車専用道路)での違反は、行政処分の基礎点数1点が付されます。

交通事故の際、後部座席でシートベルトをしていないと発生する3つの危険性

1 車内の構造物(ピラーやシートなど)に激突し、自らが傷害を負う危険性
2 運転者や助手席同乗者へぶつかり、危害を加える危険性
3 窓などから車外に放出される危険性
※衝突テスト(JAFユーザーテスト)の映像はJAFホームページからhttp://movie.jaf.or.jp/details/188.html

このような現在の着用状況や2016年に実施した「後席シートベルトに関するアンケート調査※3」の結果を受け、JAFでは「いのちをつなぐ一本がある」をテーマに特設サイトを公開しています。正しい着用方法やスムーズにシートベルトが着用できる豆知識、着用しない場合の危険性などについて、動画や写真でわかりやすく解説しています。シートベルト非着用時の危険と、着用の必要性をわかりやすく知っていただくサイトになっています。

※3 後席シートベルトに関するアンケート調査(2016年2月)
   http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/environment/enq/2016_02-2.htm

JAFでは乗員の安全を確保するため、後部座席同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう、全席シートベルトの着用、並びにチャイルドシートの使用について、今後もさまざまな啓発活動を続けていきます。

■添付資料:シートベルト着用状況全国調査結果2018年
「シートベルト着用状況全国調査(2018年)」の詳細報告書(PDFファイル)の
 ダウンロードはこちらから→http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/data/driver2018.htm

■参考ページ:いのちをつなぐ一本がある 後席シートベルトの安心力
 →http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/rearseat/index.htm

□ユーザーテスト:後席シートベルト非着用の危険性
[資料編] http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/collision/detail1.htm
[動画編] http://movie.jaf.or.jp/details/188.html

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