東京ガス株式会社(取締役 代表執行役社長 CEO:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、VPP(*1)プラットフォームを開発する株式会社Shizen Connect(代表取締役 CEO:松村 宗和、以下、「Shizen Connect社」)と、家庭用VPP事業に関する資本業務提携契約(以下「本提携」)を締結しました。
家庭用蓄電池などを束ねて制御する家庭用VPPは、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い重要性が高まる電力需給の調整や、電力システムの安定化に貢献する手段として期待されています。
本提携を通じて、多様なメーカーの蓄電池等の分散型エネルギーリソースと接続可能なShizen Connect社のプラットフォームと、東京ガスの顧客基盤およびエネルギーマネジメントのノウハウを組み合わせ、家庭用VPP市場におけるアグリゲーションサービスの拡充を推進します。
東京ガスは、これまで、電力システムの安定化に向け、太陽光・蓄電池の設備導入に向けたソリューションの提供および、家庭用蓄電池の充放電タイミングを遠隔制御する「蓄電池ネットワークサービス」(*2)の拡充を進めてきました(*3)。今後は、多様な分散型リソースの自動最適制御と市場活用につなげる仕組みの構築を通じて、電力システムの安定化に貢献します。あわせて、お客さまへの経済的価値の還元につながるサービスの開発・提供を目指します。
東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」で「価値共創のエコシステム(*4)構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。一人ひとりの暮らしから地域社会にいたるまでの多様な課題を解決するさまざまなサービスを創出・提供し、お客さまとともに「脱炭素社会の実現」に貢献します。
東京ガスグループは、創立140周年を迎えました。東京を越え、ガスを越え、未来を先取りする企業として挑戦を進めていきます。
■ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」(*5)について

東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
*1:低圧系統網につながる太陽光発電、蓄電池、電気自動車などの分散型エネルギーリソースの集約した仮想発電所。デマンドレスポンスもVPPの類型の一つ。
*2:家庭用蓄電池を活用した機器制御型デマンドレスポンス「蓄電池ネットワークサービス」の詳細についてはこちら
*3:電力システムの安定化に向けたこれまでの当社の取り組みについてはこちら
*4:多くの企業が、それぞれ強みを持つ領域の技術・ノウハウ・知見を持ち寄り新たな価値を創出していく事業生態系
*5:IGNITUREの詳細はこちら