日本で地ビールが解禁する以前より、アメリカで小規模ビールの製造販売を行っていた“元祖地ビール屋”サンクトガーレンが、2月19日(金)から、本物の桜の花と葉で風味付けをしたビール「サンクトガーレン さくら」を、4月中旬までの季節限定で発売する。

長野県伊那市高遠のさくらを使用

「サンクトガーレン さくら」では、「さくら名所100選」にも選ばれ、“天下第一の桜”とも称される長野県伊那市高遠の桜を使用。冬季限定で販売している「アップルシナモンエール」に同市のりんごを使用している縁で、このビールが誕生した。桜の花は手摘みされたものを使用している。

ビールの苦味と香りのもとになるホップの使用を抑え、桜の花と葉で風味付けをしており、桜茶などにも使われる食用の八重桜を1回の仕込みに60kgも使用。香りも味わいも“桜餅”のようなビールに仕上がっている。

また、通常のビールは大麦麦芽でつくるが、「サンクトガーレン さくら」では柔らかい口当たりを出すために小麦麦芽を20％使用。さらに、神奈川県海老名市にある泉橋酒造で栽培された酒米「楽風舞(らくふうまい)」も併せて使い、お米特有のふくよかな甘い風味をビールにプラスし、まるで道明寺桜餅のような味わいに。

「サンクトガーレン さくら」は、アルコール度数5％で、330ml入り/460円(税別)。公式ネットショップや一部を除く主要百貨店の酒売場のほか、関東のイオン40店舗などで販売される。

香りも味わいも桜餅風味のビールは、ホワイトデーのギフトやお花見シーズンにもぴったりだ。