“もったいない食材”を使った3種類のスープが、「Soup Stock Tokyo」外食店舗全店(※中目黒店、ルミネ北千住店を除く)にて、9月13日(月)より販売中だ。
“未来のおいしい”に繋がる一杯
全国各地の産地には、さまざまな理由で市場に出荷できない作物や規格外として廃棄せざるを得ない“もったいない食材”が多く存在する。
食材の形やサイズにこだわらず、調理の工夫次第で食材のおいしさを引き出すことができるのがスープの魅力。今ある資源を大事にしながら、極力余すことなく食材を使いおいしく食すことが「未来のおいしい」に繋がると同社は考え、“もったいない食材”を使ったスープが誕生した。
“もったいない食材”をおいしいスープに
常時提供商品の「オマール海老のビスク」は、「Soup Stock Tokyo」で一番人気のスープ。この商品のはじまりも、“もったいない食材”にあった。オマール海老の濃厚なだしは、カナダから送られてくるオマール海老の頭を使っている。身の部分が好まれる欧米ではメニュー開発した当時、まだあまり使われておらず捨てられてしまうものもあったそう。そんな頭の部分を使用し濃厚なだしがとれるよう、オマール海老の身と頭を一つ一つ手作業で解体する際に、同社のオマール海老のビスクに使用するものだけは味噌が多く残るよう特別に依頼しているという。
オマール海老の濃厚なだしの旨味と、香味野菜、トマト、ミルクが溶け合った贅沢な味わいが楽しめる。
「宮崎県諸塚村しいたけと豆乳のポタージュ」のだしには、諸塚村の乾しいたけの傘と軸を使用。これまでなかなか使い道がなかった乾しいたけの軸を無駄にせずに香り高いだしを抽出するために使用し、仕上げに豆乳とあわせることでしいたけの旨味がつまった特別な一杯に仕上げた。
こちらは9月27日(月)~10月8日(金)の期間限定での提供となる。
新商品として、「梨のラッサム」も9月27日(月)~10月8日(金)の期間限定で登場。
8月から9月にかけて旬を迎える千葉県市川市の梨。実が成るときに他の枝に触れて皮に傷がついてしまったり、変色してしまったりしたものは市場には出せず、廃棄するものも多いそうだ。そうした規格外品の梨の中にも、味はまったく変わらずみずみずしさと食感を楽しめるものがたくさんある。これらの梨を、酸味と辛味が特徴の南インド定番のトマトスープ「ラッサム」の具材として合わせた。スパイスの香りと酸味、辛味の中に、梨の甘みと食感を楽しめる、この時期ならではのスープとなっている。
価格は、いずれもレギュラーカップ単品/店内649円、テイクアウト637円。
未来へ紡ぐおいしい一杯を、「Soup Stock Tokyo」で味わってみては。