CT Spirits Japan(シーティー スピリッツ ジャパン)か取り扱う、中規模ながら良質のシングルモルト造りに情熱を注ぐブティック蒸留所「グレングラント」から「グレングラント 15年」が、12月7日(火)より全国発売される。
「グレングラント」
「グレングラント(THE GLEN GRANT)」は、1840年にジェイズムとジョンのグラント兄弟が、スコットランドのスペイサイド地区ローゼスの美しい自然に魅せられ創業。
「グレングラント」は、スペイサイド地区では発酵からボトリングまでの工程をエステート内で行う唯一の蒸留所であり、イタリアでは売上No.1の(IWSR2020年)シングルモルトだ。既存品には「グレングラント アルボラリス」「グレングラント 10年」「グレングラント 12年」「グレングラント 18年」がある。
ファンから要望に応え一般市場で発売!
「グレングラント 15年」10,000円(税別)は、ファーストフィルのバーボン樽にて熟成されたアルコール分50%のバッチストレングスに冷却ろ過を行なわないノンチルフィルタード製法により、原酒の強い風味を楽しめるシングルモルト。これまで免税店向けに限定的に販売されていたが、ファンからの熱い要望に応え一般市場でリリースされることが決定した。
同商品は「グレングラント」らしいフルーティー・ナッティーという特徴を引き継ぎながらも、ファーストフィル(※1)のバーボン樽にて15年熟成されたアルコール分50%のバッチストレングス(※2)と、ノンチルフィルタード(※3)という従来製品には無い製法により、凝縮感があり芳醇なテクスチャーを生み出している。
蒸留所のマスターディスティラーであるデニス・マルコム氏は「この原酒は15年の熟成を経て一つのピークを迎えており、高いアルコール分そのままの味わいを楽しめることはもちろん、加水しながら好みの味わいを見つける楽しみ方もできる」と語っている。
既に海外のコンペティションでも高い評価を受けている「グレングラント 15年」をチェックしてみて。
※1 一度しか熟成に使われていないバーボンの樽を、初めてスコッチウイスキーの熟成に使うこと。
※2 同一条件で熟成された原酒に対する、グレングラント蒸留所での呼称。
※3 冷却ろ過をしないためウイスキーが冷たくなると澱やにごりが発生することがあるが、香味成分を取り除かないため味わいが深くなる利点がある。