ココロの保健室が、10代の自殺者数を減らすため、クラウドファンディング「READYFOR」にて、じぶんを愛する手帳「らしさダイアリー」のプロジェクトを、1月23日(日)〜2月27日(日)23:59の期間実施中だ。
10代の自殺者数は年々増加
忙しい日々の中、目の前のことをこなすのに必死になってついつい自分の気持ちを表現することを後回しにしてしまいがち。かつてないほどのペースで社会が移り変わっていく昨今、戸惑いや漠然とした不安を抱えている人もいるのでは。
実際、大人だけでなく、10代の子どもたちの多くもストレスを抱え、それを表現できない現状に苦しんでいる。10代の自殺者数は年々増加し、令和2年には777名の子どもたちが自ら命を絶った。
自身の気持ちに気づくための日記帳
コロナ禍により、ますますストレスフルになった日常。しかし、どんな困難な状況になっても、どんな気持ちがわき起こってきても、それを大切に感じて抑え込まないことが大切だ。
ココロの保健室では、今回「らしさダイアリー」を活用して、自身の気持ちに気づける人が増えるよう、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた。
感情のメタ認知を習慣化できるよう制作
「らしさダイアリー」は、ひとりひとりの感情にそっと寄り添うパートナーのような日記帳。感情のメタ認知を習慣化できるよう制作された。
メタ認知とは“自分の思考を客観視してコントロールする力”を指し、その中でも特に「感情」に注目し、今自分が何を感じているのかを客観的に言語化することを「感情のメタ認知」と呼ぶ。
このAI時代において、誰にでもできる仕事はAIやロボットに置き換えられていくが、自分らしい「感じ方」を活かし何かを生み出していくことは、ひとりひとりにしかできないかけがえのない行為。
感情を認知し自分らしさを持つことは、意思や主体性を育むことに繋がり、他者とのコミュニケーションをより深いものにしていく。
楽しみながら続けていける仕組み
「らしさダイアリー」には、30名のクリエイターによる、感情を表現する花をモチーフにしたイラストを掲載。
その日の気分に合わせて感情・感覚に従ってイラストを選び、花言葉とともに、自分の感情を綴っていこう。
自身の感情を表現し、抑え込まない日常を暮らせるようにとの願いが込められた「らしさダイアリー」のプロジェクトへ参加してみては。
READYFOR:https://readyfor.jp
プロジェクト名:じぶんを愛する「らしさダイアリー」で10代の自殺者数を減らしたい!