エルワイスが、ぷるすあるはと共同制作した10代向けの事典アプリ「おたすけことてん」の提供が、2月7日(金)よりスタートした。
99個の知恵を搭載
「おたすけことてん」は、ちょっと気持ちが楽になる知恵、じぶんを守るための知恵、さまざまな困りごとに対応する相談先情報など、99個の知恵を搭載した事典アプリ。
子どもから大人まで、無料で誰でもダウンロードできる。
10代の子どもからその支援に携わる人まで
同アプリは、10代のこどもが生活上直面する課題の解決に必要な知恵が事典形式で編纂されている。
10代の子どもから子どもの支援に携わる人まで、幅広い活用シーンを想定して制作されているのが特徴だ。
学校で学ぶ機会がないのが現状
日常生活の中で訪れる生活上の問題の多くは、学校で学ぶ機会がないのが現状。メンタルヘルスをはじめ法律、介護福祉、子育て、お金、学び方、進路そしてキャリアなどの知識は、学校で体系的に学ぶ機会がほとんど無いにも関わらず、社会に出ると直面する重要な課題となっている。
同アプリは、10代の子どもたちのメンタルヘルス情報に着目し、精神科の看護師・医師を中心としたプロジェクトチームぷるすあるはと共同制作した。10代の子どもたちに起き得る生活上の課題についてスマホアプリに問い合わせ、解決に必要な情報にアクセスでき、また必要な相談先にたどり着けることが課題解決のための手立てだと考えたという。
使い方・利用シーン
エルワイスとぷるすあるはは、10代の人に向け『今、ちょっとしんどいという人へ。家が落ち着かないとか、大人に相談したくないとか…。知恵と工夫でのりきってほしいです。そのための知恵をアプリにつめました』とメッセージを送っている。
また、大人には『子どもたちが困っていることや、セルフケアのことを知ってほしいと思い、このアプリを作りました。親や家族からは伝えづらいこと。支援者のみなさまには、子どもへ「こんなアプリがあるよ、○○って書いてあるよ」と伝えられるものをめざしました』と伝えている。
おたすけことてんは、AppleおよびGoogleの各ストアよりダウンロード可能だ。
10代も、そのまわりの大人も、「おたすけことてん」でメンタルヘルスの情報をゲットしてみては。