地域活性事業などを手がけるHYAKUSHOは、スマートモビリティシステムの企画・開発を手がけるZenmovとの共同実証実験として、長野県飯島町にて「二次交通用のEVカーシェアリング実証実験」をスタートした。
ローカルエリアへの訪問のハードルを下げる取り組み
飯島町では、鉄道や高速バスなど、町内入口までの都市部からの移動手段はあるものの、町内を移動する手段が皆無に等しい状況にある。そこで、マイカーを持たない生活者でも気軽に使えるシェアリングEVを駅やバス停に設置することで、ローカルエリアへの訪問のハードルを下げる取り組みを行うこととなった。
また、昨今の環境配慮行動という文脈についても利用者の意識変容を狙う。
EVシェアリングが関係人口増加に繋がるか
同町では、千人塚公園キャンプ場内にある施設を、テレワークやサテライトオフィスとして利用できるよう整備を進めている。
今回の実験では、『二次交通としてカーシェアリングを配置することで、車を持たない都心の観光客の来訪意欲が高まるのか』『キャンプ場だけでなく地域の周遊に寄与することができるのか』『EVへの乗車機会を提供することで、環境配慮ヘの関心が高まるのか』をポイントに検証。3月9日(水)以降より、来訪者への利用を促進していく。
「電気自動車のシェアリング」で関係人口増加に繋がるのか、飯島町での検証に注目だ。
HYAKUSHO HP:http://hyakusho-mag.com
Zenmov HP:https://zenmov.com/
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