新築・リフォーム・リノベーション事業を展開するTOSUMO建築設計の規格住宅「jigsaw」の5つのラインナップのうちのひとつ「Garnd」のモデルハウスが、10月14日(土)に、富山市下新北町にグランドオープンする。
こだわりの換気システム
規格住宅「jigsaw」は、気密・断熱・耐震など性能を「家学(化学)」した、高性能でコストパフォーマンスに優れた新しい形の住宅だ。
建物の空気の流れまで緻密に計算し、エネルギーロスを減らして地中熱を利用した換気システムDSDD(Demonstrably Superior Delight Different)を採用している。
そのため、今までの住宅では非常識とされていたことが「jigsaw」では「常識」に変わるという。
大きな吸気口で換気&冷暖房効率を向上
「jigsaw」の家では、室内の空気は、外壁に取り付けられた吸気口から取り入れる。大きなフィルターで大気中の土埃や花粉、虫等を除去し、外からの新鮮できれいな空気を室内に送る。
吸気口から取り込んだ空気は、床下で地熱や配管からの熱交換を経て室温に近い温度になり、その後、室内へ給気される。室内に流れ込む空気とエアコンの位置関係なども計算されているので、給気される空気は早い段階でエアコンの設定温度に到達し、冷暖房効率の向上に貢献している。
床の排気口から排気
また、「jigsaw」にはキッチン以外に換気扇はない。決まった場所の床に排気口を設け、排気口から室内の汚れた空気が計画的に排気される。
浴室の蒸気を利用して湿度管理
さらに、高気密住宅の弱点である「湿度不足」の問題に関して、浴室から出る蒸気を利用することで、年間を通して湿度50%を目指す。浴室に加湿器の役割を持たせ、室内の加湿まで計画的に考えた設計になっている。
また、欄間部分が空いていることにより、浴室内と室温を一定にすることで湯気が立ち辛い設計になっている。浴室の温度差がないことで、冬場のヒートショックなどの健康被害のリスク軽減にも寄与する。
20%以上の電気代削減に成功
「jigsaw」では、エアコン室外機の真裏に排気口が設けられている。この排気口から、冬は家の中の暖かい空気の排出熱で室外機を暖め、暖房効率をUP。夏も室内の冷たい空気で室外機を冷やすことで、電気代にやさしい設計になっている。新築住宅の平均的な電気代に比べ、20%以上の電気代削減に成功しているという。
空気の流れを考えて設計
一般的な高気密住宅では、浴室やトイレに換気扇が設けられており、圧力の強いレンジフードを使用すると、室内減圧により空気が逆流してしまう恐れがある。
「jigsaw」の住宅では吸気口を1カ所に設け、浴室、トイレに換気扇を設けないことで換気扇からの空気の逆流というリスクをなくしている。高性能24時間換気システムによって空気の流れをデザインした、すべてが計画された住宅だ。
「jigsaw」の家をモデルハウスで体験してみては。
■jigsaw「Grand」奥田北モデルハウス
住所:富山県富山市下新北町18-44(奥田北小学校南側 下新北町分譲地内 7号地)
営業時間:10:00~17:00
定休日:お盆、年末年始
TOSUMO×jigsaw 特設サイト:https://tosumo.jigsawhouse.jp/
(yukari)