
令和7年度宮城県亘理町地域おこし協力隊の魚住英司氏は、2月11日(水・祝)~15日(日)の期間、宮城県の「わたり温泉 鳥の海」にて、活動集大成特別企画展「On divides 生成し続けるあわい」を開催する。
作家がものづくりを通して見た「亘理町」
「On divides 生成し続けるあわい」では、ものづくりを通して地域を見つめてきた作家・魚住英司氏の、リサーチの記録や制作作品が展示される。

展示作品は、『KEIKA BOOK 2024』(珪化木、樹脂、ミクストメディア)、

photo:Junya Igarashi
『Unweaving Reality 01 WATARI 2025』(樹脂)、

『サギのコロニー 2026』(樹脂)、

『いちご 2026』(樹脂)などがある。
魚住英司氏のコメント

展覧会出展者の魚住英司氏は、今回の企画展開催にあたり、以下のようにコメントしている。
「本展『On divides 生成し続けるあわい』は、宮城県亘理町地域おこし協力隊の魚住英司氏による展覧会です。2021年度から亘理町に拠点を置き、ものづくりを通じて地域と向き合ってきました。(協力隊員としての活動は2023年度より)
私は亘理町の暮らしの中で、絵を描き、言葉を綴り、彫刻をつくり、さまざまな『ものづくり』の仕方を通して、地域を理解することに努めてきました。この多方面からアプローチする独特なリサーチ手法は、これまでの経歴によるところが大きいかもしれません。
大学で建築を学んだ後、広告会社やデザイン会社での企画制作経験を経て、有形・無形を問わずデザインに関わる活動を続けてきました。あえて特定の分野に絞らないことによって、ものを生み出す過程で出会う大小さまざまな未知なる出来事から、新しい世界の見え方が得られることに喜びを感じてきたように思います。
地域おこし協力隊としての活動では、これまでに積み重ねてきた感性と土地を重ね合わせ、亘理町での生活を自分なりの形で投影することに取り組みました。『暮らしと仕事』『日常の中にふと訪れる非日常』『感じることと分かること』。人が生きる上で行き来するこうしたあわいの中で生まれた気づきを、“もの”として落とし込みました。
また会場では制作作品に加え、亘理町の子どもたちと視点を共有するために行ってきたワークショップの様子も展示します。これらの活動の記録が、ご覧いただく皆様にとって、亘理町と出逢いなおすきっかけになれば幸いです。」
魚住英司氏のプロフィール
デザイナー/一級建築士の魚住英司氏は、1988年、兵庫県神戸市生まれ。九州大学大学院人間環境学府空間システム専攻修了。総合広告会社、デザインファームを経て独立し、Pareto主宰、TATERU.orgを共同主宰している。
ビジネス・ブランド・プロダクト・空間などの戦略立案やコンセプト開発に従事し、現象を構造的に整理し、領域にとらわれないクリエイティブを生み出すカタリスト(触媒)の役割を担う。
また、世界への理解や実感を探究するため作品制作を続けている。JPMクリエイティブアワード/金賞、Tokyo Midtown DESIGN TOUCH/出展、Milano Design Week Tokyo Award/選出などの実績がある。
雄大な自然に囲まれる宮城県亘理町

亘理町は宮城県の南東部、仙台から南へ26kmほどに位置し、東に太平洋、西に阿武隈高地の広陵地帯、北には阿武隈川と雄大な自然に囲まれている。夏は心地よい海風が感じられ、冬は積雪量が少ないその気候は、東北の中でも比較的温暖。

広大な「海」に抱かれ、「山」「川」「里」が一体となった環境は、四季折々の表情を見せ、海の幸、山の幸、里の幸ともに素晴らしい食材も豊富に届けてくれる。
ものづくりを通して亘理町を見つめてきた魚住氏の、地域おこし協力隊としての活動の集大成を展示する『On divides 生成し続けるあわい』をチェックしてみては。
■令和7年度宮城県亘理町地域おこし協力隊 活動集大成特別展示「On divides 生成し続けるあわい」
開催日時:2月11日(水・祝)~15日(日)10:00~20:00
会場:わたり温泉 鳥の海
所在地:宮城県亘理郡亘理町荒浜字築港通り41番地2
入場料:無料
主催:魚住英司(宮城県亘理町地域おこし協力隊)
協力:亘理町/わたり温泉 鳥の海
On divides 生成し続けるあわい 詳細:https://www.paretoinc.net/exhibition
わたり温泉 鳥の海 HP:https://www.torinoumi.com
(yukari)