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シリーズ「大地を駆けるー地域おこし協力隊員紹介─」 品質高いトマトづくり目指す 兼谷颯斗さん・歩美さん

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兼谷颯斗(はやと)さんは1997年6月生まれ、茨城県の出身。妻の歩美さんは97年5月生まれ、千葉県の出身。2人とも帯広畜産大学を卒業した。
 夫妻は2月1日付で町の地域おこし協力隊員として町の委嘱を受け、新規就農を目指して農業研修に励んでいる。
 颯斗さんは、小樽市のワイナリーに勤め、ブドウ栽培のため仁木町にも定期的に通っていた。歩美さんは札幌市で会社員として働いていた。
 新規就農を考え、下川町、富良野市、平取町、仁木町などの体験ツアーに参加。颯斗さんは、受け入れてくれた自治体の中で「役場職員、新規就農者とも、下川町の印象が良かった」と話す。また、酪農は負担が大きいと感じ、フルーツトマトを選択したそう。
 1年目の今年は、町内の三島卓さんの圃場でフルーツトマトを中心に、アスパラ、きぬさやなどの栽培を学んでいる。
 3カ月余りが経過した現在、颯斗さんは「農業は学生時代から慣れているので苦にはならない。本格的な作業はこれからだが、前の仕事を辞めて就農することに悔いはない」と決意を語る。
 歩美さんは、これまでの仕事が事務仕事だったため「慣れるまで体がしんどい」と話す。
 2年目の来年は、上名寄の研修道場のハウスで、フルーツトマト栽培などの実践を行う。協力隊の任期最終年である3年目は、居抜きで就農のできる農家を現在探している。「居抜き先農家が耕作していた作物に合わせる面もあるが、フルーツトマトを中心に、アスパラ、豆などをやってみたい」と意欲を見せる。
 趣味は颯斗さんがパソコンでの動画編集。歩美さんは、作業しながらのオーディブル(聴き放題の定額制オーディオブックサービス)。
 2人とも「大型犬が好き」と話し、「ブドウ栽培も、消費者が求めるものを追求してきた。お客さんが求める品質のトマトを作りたい。独立したら大型犬と一緒に頑張りたい」と、笑顔で語ってくれた。

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