
兵庫県神戸市の「神戸ファッション美術館」は、子どもの本の出版社、偕成社のロングセラー作品を中心にした展覧会「ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展―」を、6月20日(土)~8月30日(日)に開催する。
ロングセラー作品を中心に見る・読む・感じる体験
偕成社は1936年に創業し、今年の11月3日(火)に創業90周年を迎える。

「ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展―」は、『はらぺこあおむし』『からすのパンやさん』をはじめ、「ノンタン」シリーズ、「100かいだてのいえ」シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズなど、世代を超えて読みつがれているロングセラー作品を中心に、絵本や読み物の魅力と作品の世界に触れることができる展覧会だ。
展示では、作品そのものの魅力だけでなく、原画、複製原画、ラフ、編集資料、著者とのやりとり、映像、立体造作などを通して、子どもの本が生まれる背景にも焦点を当てる。親子で楽しめるフォトスポットや、絵本を手に取って読めるコーナーも設け、見る・読む・感じる体験ができる展示として構成されている。
作品の世界観を楽しめる展示コーナー
展示コーナーでは、貴重な資料が展示されている。

『はらぺこあおむし』™&©2026 Penguin Random House LLC. All rights reserved.
『はらぺこあおむし』(エリック・カール作/もりひさし訳)の展示では、出版当時の資料ややりとりが初公開されるので、出版の舞台裏をのぞいて見ることができる。

『ノンタンのたんじょうび』 ©キヨノサチコ/偕成社
「ノンタン」シリーズ(キヨノサチコ 作・絵) の展示では、色鮮やかな原画とラフ原稿とともに、長年愛されるヒミツを発見してみよう。

『からすのパンやさん』©1973 Kako Research Institute Ltd.
「かこさとし おはなしのほん」シリーズ(かこさとし作・絵)では、映像資料、複製原画などを展示。貴重な資料とともに、創作の原点に迫ることができる。

「100かいだてのいえ」シリーズ©いわいとしお
「100かいだてのいえ」シリーズ(いわいとしお作)では、ラフスケッチや原画を公開。ダイナミックな世界を体感しよう。

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ©鹿嶋玲子、jyajya/偕成社
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(廣嶋玲子作/jyajya絵)では、“銭天堂”の多彩なイラストや、立体ふしぎ駄菓子で、作品世界に浸ることができる。
子どもの本が勢ぞろい

また、「えほんのひろば」には、世代をこえて読みつがれている偕成社の子どもの本が勢ぞろい。大きなもぐらバスが登場し、自由に本を手に取って読めるコーナーも用意されており、親子で滞在しながら楽しめるエリアだ。
会場には、解説パネル、年表、紹介パネルなどのパネルが約70点、巨大絵本、フォトスポット、立体造作、ベンチなどの造作が約50点、原画、複製原画、挿絵・ラフ関連、その他資料といった美術関連が約60点、書籍が約200冊展示される。
「ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展―」に出かけて、見る・読む・感じる体験を楽しんでみては。
■ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展― 開催概要
会期:6月20日(土)~8月30日(日)
会場:神戸ファッション美術館
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
開館時間:10時00分〜18時00分(入館は17時30分まで)※金曜・土曜・7月19日(日)は10時00分~19時30分(入館は19時00分まで)
休館日:月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火)
観覧料:一般1,400円、大学生・神戸市外在住の65歳以上700円、高校生以下・神戸市内在住の65歳以上は無料
公式HP:https://www.fashionmuseum.jp/special/kaiseisha
※掲載写真はイメージ。実際の展示内容・仕様は変更となる場合がある。
(山本えり)