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一般社団法人ホピアス

72.4%が「情報にもバランスが必要」と回答。AI・SNS時代の新たな情報習慣「メディアヘルス」とは

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一般社団法人ホピアス、全国1,000人に意識調査を実施

一般社団法人ホピアス(以下、ホピアス)は、全国15歳以上60歳以下の男女1,000人を対象に、「メディア情報の影響に関する意識調査」を実施しました。

調査の結果、「食事の量と質の栄養バランスを考えるように、情報もバランスを考えることが大切だ」という考え方に、72.4%が共感しました。また、メディア情報からポジティブな影響を受けている人ほど、この考え方への共感が高い傾向も見られました。
さらに、メディア情報は「新しい視点や学び」「社会課題や他者への関心」をもたらす一方で、「不安や疲れ」「時間の使いすぎ」などの影響も与えていることが明らかになりました。

ホピアスでは、こうした調査結果を踏まえ、情報を受け身で浴び続けるのではなく、自ら情報の量と質を選び取る情報との向き合い方を「メディアヘルス」と位置づけ、AI・SNS時代に求められる新たな情報習慣として提唱します。

■調査結果サマリー
- 72.4%が「食事の量と質の栄養バランスを考えるように、情報もバランスを考えることが大切」という考え方に共感
- メディア情報から「とてもポジティブな影響を受けた」と回答した人の97.5%、「ややポジティブな影響を受けた」と回答した人の90.5%が、この考え方に共感
- メディア情報は、「新しい視点や学び」「社会課題や他者への関心」をもたらす一方、「不安や疲れ」「時間の使いすぎ」など、ポジティブ・ネガティブ両面の影響

■調査の背景・目的
スマートフォンを通じた、AIによる要約・レコメンド、SNS、動画サービス、ニュースアプリの普及により、私たちはこれまで以上に多くの情報へ日常的に触れるようになりました。
情報は、新しい視点や学び、社会課題への関心を高める一方で、不安や疲れ、怒り、悲しさ、時間の使いすぎなど、私たちの心や行動にも影響を与える可能性があります。
しかし、食事や睡眠、運動といった健康習慣に比べ、「情報との向き合い方」について考える機会は多くありません。そこでホピアスでは、生活者が日々のメディア情報をどのように受け止めているのか、また、「情報にもバランスが必要」という考え方に対してどのような意識を持っているのかを明らかにするため、本調査を実施しました。

<調査概要>
調査名:メディア情報の影響に関する意識調査
調査対象:全国の15歳以上60歳以下の男女
サンプル数:1,000人
調査期間:2026年5月27日
調査方法:インターネット調査
調査機関:Freeasy
調査主体:一般社団法人ホピアス
※%は小数点第2位で四捨五入しています。
※本調査結果は、特定の因果関係を示すものではなく、回答傾向を示すものです。

■調査結果
1. ポジティブな影響を受けた人の9割以上が「情報にもバランスが必要」という考え方に共感
メディア情報からポジティブな影響を受けた人ほど、「食事の量と質の栄養バランスを考えるように、情報もバランスを考えることが大切」という考え方への共感が高い傾向が見られました。
「とてもポジティブな影響を受けた」と回答した人では97.5%、「ややポジティブな影響を受けた」と回答した人では90.5%が共感しており、いずれも9割を超えました。

2. テレビ・Webニュース・SNSはいずれも利用率5割超 メディア利用者の35.4%が1日2時間以上情報に接触 
普段利用している情報メディアは、「テレビ」(53.3%)、「Webニュース/アプリ」(52.9%)、「SNS」(50.9%)、「動画サイト」(50.1%)がいずれも約半数となりました。

また、ニュースやSNS、動画などのメディア利用者のうち、35.4%が1日2時間以上メディアに接触しており、情報との接触が日常生活に深く浸透していることが分かりました。

3. 「新しい視点や学び」29.3%、「不安や疲れ」16.8% 情報は学びにも疲れにも
メディア情報による影響では、「新しい視点や学びを得た」(29.3%)、「社会課題や他者への関心が高まった」(22.6%)、「仕事や生活の役に立った」(21.9%)が上位となりました。
一方で、「不安や疲れを感じた」(16.8%)、「つい見すぎて時間を使いすぎた」(16.6%)、「悲しい気持ちになった」(15.0%)との回答も見られ、情報にはポジティブ・ネガティブ双方の影響があることがうかがえます。

■調査から見えてきたこと
今回の調査では、テレビやWebニュース、SNS、動画サイトなど、複数のメディアが生活者の日常に広く浸透し、多くの人が日常的に大量の情報に触れている実態が改めて明らかになりました。
その一方で、メディア情報は「新しい視点や学び」「社会課題への関心」といった前向きな影響をもたらす一方、「不安」や「疲れ」、「時間の使いすぎ」といった負の影響も与えています。さらに、メディア情報からポジティブな影響を受けている人ほど、「情報にもバランスが必要」という考え方への共感が高い傾向も見られました。
これらの結果から、情報量が増え続けるAI・SNS時代においては、「より多くの情報を得ること」だけでなく、「どのような情報を、どのくらい受け取り、自分自身にどのような影響を与えているのか」を意識することが、これまで以上に重要になっていくことが示唆されました。

■ホピアスが提唱する「メディアヘルス」とは
ホピアスでは、このような情報との健全な向き合い方を「メディアヘルス」と呼んでいます。
メディアヘルスとは、メディア情報を受け身で浴び続けるのではなく、自身の思考や行動への影響も踏まえながら、情報の量と質を主体的に選び取る行為や習慣です。
これは、ポジティブな情報だけを選ぶことを意味するものではありません。健全な民主主義を駆動するために社会課題を認識したり、正しい現状認識として厳しい現実を知ることは重要です。一方、過度に不安や怒り、無力感を刺激する情報に触れ続けることで、自身が疲弊してしまうこともあります。
社会を知ることと、自分の心を守ること。その両立を目指す考え方が、メディアヘルスです。

▶️メディアヘルスの詳細はこちら

■今後の展望
AIによるレコメンドや要約機能の普及などにより、私たちを取り巻く情報環境は今後も大きく変化していくことが予想されます。
ホピアスでは、こうした時代だからこそ、「どのような情報を受け取るか」「情報とどのように付き合うか」を考える視点が、より重要になると考えています。
今後は、「メディアヘルス」という考え方を、研究者や教育関係者、メディア関係者、市民など、さまざまな立場の方々との対話を通じて発展させ、社会全体で育てていく公共的な概念として発信を続けていきます。
■商標登録と調査データの無償提供について
ホピアスは、「メディアヘルス」という言葉を、医療・教育・研究・メディアなど幅広い分野で安心して活用できる公共的な概念として育てていくことを目指しています。そのため、「メディアヘルス」の商標登録を行っていますが、権利を独占することを目的としたものではありません。第三者によって排他的に使用を防ぎ、誰もが安心して活用できる環境を守るための措置です。
またその第一歩として、研究や教育、議論や検証の促進につなげていただけるよう、今回の調査結果の集計データを無償で公開します。ぜひ幅広い用途でご活用ください。
※集計データを利用される際は、出典として「一般社団法人ホピアス『メディア情報の影響に関する意識調査』」をご明記いただけますと幸いです。

▶️ 集計データはこちら

またホピアスとの連携にご興味ある方は、法人・個人問わず、ぜひご連絡いただければと思います。
▶️ お問い合わせはこちら

■共同代表コメント 奥 祥弓

日々触れる情報は、私たちの思考をつくり、思考は行動をつくり、その行動が社会をつくります。 だからこそ、メディアを通じてどのような情報に触れるかは、一人ひとりの課題であると同時に、社会全体で向き合うべき課題でもあると考えています。 ホピアスは、健全なジャーナリズムが果たす役割を大切にし、社会課題や厳しい現実から目をそらすことなく、その中にある希望や、社会が前進する可能性を見いだせる情報を届けています。 同時に、情報空間をより健全で、人々の前向きな行動につながるものにしていくために、メディアに何ができるのか、その役割と意義をこれからも問い続けていきます。 「メディアヘルス」の考え方に共感してくださる方にとって、本調査が、ご自身の生活を振り返り、大切な方々と日々触れている情報について見直すきっかけとなれば、これ以上の喜びはありません。

ホピアスとは:https://hopius.jp/
「人類の希望の未来を照らす」をビジョンに掲げ、事実に基づく、公正かつわかりやすい“希望の情報”を届ける市民発のメディアです。
不安や対立が注目されやすい社会だからこそ、世界各地で生まれる前向きな変化、社会課題に挑む人々の姿、未来をつくる挑戦者たちのストーリーに光を当てています。
広告なし課金なしで誰でもアクセスできるよう、寄付を基盤に運営する非営利型の組織として、公共性・透明性を重視し、社会に開かれたメディアづくりを目指しています。
ライターが独自の視点で丁寧に執筆するオリジナル記事と、他メディアで報じられた記事を、ホピアス独自の視点で要約し、「希望の解釈」を添えてご紹介するキュレーション記事でお届けしています。

■ 団体概要
名称:一般社団法人ホピアス(非営利型)
所在地:神奈川県横浜市
設立:2025年11月
代表理事:柳澤 芙美
活動内容:HOPEを届ける希望のメディア「ホピアス」の企画・運営、イベント企画・運営

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